アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日は、午前も午後も研修の日でした。
午前中は、カウンセリング道場の混合コース。
午後は、某生命保険会社のシニア向け研修。
こちらには、全国から70名ほどが集っていました。
今日は、カウンセリング道場の混合コースについてお伝えします。
(写真提供:たけおめいさん)
参加者が8名と少人数だったので、私の最近のこだわりの『対話型のカウンセリング』についてスライドを使って説明しました。
クライアント役に手を挙げたのはFさん。
とても聡明な方です。
自分で話しながら、ほんの少しのやり取りで自ら気づくタイプです。
最初のカウンセラーは、カウンセリング経験はさほど長くはありませんでしたが、最小限のキーワードの反復と確認でクライアントの語りたいことを語っていただけ、【洞察】に導き、図の中級者レベルに達していました。
2番目のカウンセラーは、最小限の関与で【協力】の段階に入り、上級者レベルに達していることが確認できました。
同時にクライアントのライフスタイルが問題の中に潜んでいるのを気づかせていました。
最後のカウンセラーは、よく使われ”to be Goal”(「こうありたい自分」の長期目標)と”to do Goal”(「こうしたい自分」の短期目標)の”to be Goal”の視点を【対話】によって共に歩むカウンセリング・スタイルでした。
クライアントは、”to do Goal”を何とかした思いがあったようですが、そのニーズは、時間の制約もあって請け負いませんでした。
間もなく今年のカウンセリング道場は幕を閉じますが、私自身がこのカウンセリング道場から貴重な学びを得ています。
■ 2025年もカウンセリング道場を開講します。
『対話型カウンセリング』が学べる機会です。
アドラー・カウンセラー養成講座修了者で、会員を対象にしたオンラインでのカウンセリング演習です。
今まで遠方でなかなかカウンセリング演習に参加出来なかった、アドラー・カウンセラーとしてブラッシュアップしたい皆様のご期待に応える講座です。
2025年もレベル別での開催になります(1コース14名に限定)。
・チャレンジコース(アドラー・カウンセラー未取得者中心、補講の人は除く、詳細確認およびお申し込み:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1128 )
・ミドルコース(アドラー・カウンセラー取得してまだ年月が浅い人、これから志す人対象、詳細確認およびお申し込み:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1127 )
・混合コース(アドラー・カウンセラーの認定を習得していない人から、ベテランの方までの混合コース、詳細確認およびお申し込み:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1130 )
10回全て2025年内にご参加いただくことが前提です。
時間は原則2時間ですが、2時間で消化しきれない場合、15分程度の延長があることをご承知おきください。
なお、基本のコースをあらかじめ決めておき、ご都合によって他のコースへの振り替えにも柔軟に対応いたします。
初回からの3回分の日程だけ決めておき、4回目以降の日程は受講生の皆様にご意見を伺いながら設定していきます。
(クリックして勇気づけを)
<お目休めコーナー>10月の花(12)