13日、御前5時ちょいと過ぎた頃に目が覚める。
サワサワという音に、「おっ、雨が降っている!」と、起きだして、外に出て見ると、我家のエントランス(?)に、久し振りの水の滴りが・・・
今日は、水遣りをしなくてもいい・・・と、まず思った(写真右:「秋海棠」が咲き始めた、この雨で、花も潤いをもらい、咲き揃うだろう)。
姉が「三つ子ちゃんのナス」を取って来て、「四つ子ちゃんナス」もあったが、この日照りで育たなかったと言う。
さっそく、そのまま、糠漬けにした。
その「糠漬け三つ子ちゃん」と、友人より頂いたビールで、一人暑気払いをする・・・冷蔵庫内の懸念材料が、一つ、片付く。
相変わらず、DVD三昧(「Xファイル・・・シリーズ5」に入った)であるが、そのドラマの中のセリフで、「積極的な生き方講座」というがあった。
(原語では・・・a constructive problem-solving course と言うようだが・・・)
要は、研修中(のみならず?)には、否定的な言葉を使わないという講座らしい。
よく分からないが、アメリカ人というのは、何でも、講座やらセラピーやらを重んじて、一人静かに解決の道を見つけられない人種なのかと思ったりするが・・・それは、さておき・・・その前向きさは見習うべきかも知れないと思った訳ですよ。
13日の晩には、「飲み会」の予定が入り、参加する予定でいた。
しか~し、前日になっても、気力が湧かない。
で、アメリカ的積極性を促そうと、このところ、飲む気分にならず、放っておいた「缶ビール」を、「冷や奴」と「ナスの糠漬け」で一気飲みしたのだが・・・
結論は・・・積極的行動とはならず、「飲み会」は止めよう・・・だった。
勿論、飲んだ後の胃の具合がスッキリしない事が、一番の理由であるが、何しろ、全く、動きたくない訳で、かなりの「ウツ的症状」なのかも・・・と、勝手な診断をしている。
とはいっても、その状況を苦しまないのは、「ソウ的症状」とも言えるのかも・・・イイ加減なのだ。
そんな状況で、今朝の雨は、何とも気持ちよく、気分転換をさせてくれた。
しばらく、傘も差さずに、雨に掛りながら歩いた。
カラカラに乾燥した細胞に、水分がしみ込むように感じる。
雨粒が大きくなり、顔も手も足も濡れてくる・・・そして、心の中まで、潤ってくる。
晴天が何日続いたのか覚えがないが、こんなに雨が愛おしく感じたのも、久しく無かったように思う。
今日は、「書道教室」の日だが、このままの天候ならば出掛けられない(チャリだから)・・・それも、仕方ない。
贅沢で、我儘で、勝手な人間を、まだ、続けている・・・
せっかくの、待ちに待った雨だから、十分、楽しみたくて、散歩に出て(と言っても、畑までで・・・)辺りの風景を眺めた。
常には、どちらかと言えば、ため息しか出ない我が里の景色が、今朝は、幽玄さが漂い、落ち着く感じがする・・・まぁ、勝手な人間なのだと承知の上の事で。