写真左:ご近所さんの畑に咲く「キバナコスモス」 と 写真右:我家の畑に咲く「キバナコスモス」は、同じ花に見えないが・・・
常に鎮座している我が部屋からの眺め
私の部屋の隣は、以前は、約3畳ほどの廊下だったのですが、現在は、少し拡張して、6畳ほどの板敷の部屋(といっても、基本的には、廊下です)として使っています。
母と同居した当時(その頃は、丁度、夏だった)、すぐ隣にいる(襖越しの)母の物音に、殆ど、眠ることが出来なくて、この廊下兼小部屋に、寝ていました。
夏場は、それでも、快適な環境でしたが、冬になったら、寒くて、寒くて・・・ストーブを消すと、すぐに、部屋は冷えてしまうのですね。
それで、電気毛布や、電気アンカを使うと、喉は乾くし、熱くてたまらないし・・・
結局、元の部屋に戻って寝るようになったのですが、相変わらず、熟睡することは出来ませんでした。
以前から、眠れない事は、度々、ありましたから、眠れないこと自体は問題でないのですが、起きて、ウロウロ出来ない事が苦痛だったのです。
仕方なく、ぼーとしながら、部屋の天井の節穴を数えたり、あんなところにクモの巣が・・・なんて、思ったりするうちに、息苦しくなるのですよ。
この圧迫感イッパイから解放される手立てはないものか・・・と、部屋中を見回して考えた時、そうだ!と、ヒラメキました。
部屋と廊下の境には、障子が4本はいっていました。
その4本とも、「すりガラス」をはめ込んであったのです。
で、その内の2本の「すりガラス」を「透明ガラス」に入れ替えました。
はっきり言えば、我が部屋から、廊下が丸見えという事で、また、「逆も真なり」ですから・・・という事ですね。
その2枚を替えただけで、圧迫感が薄まったように感じました(ホントは分かりません)。
普段は、障子を開放してますが、エアコン(ストーブも)を使用する時は、効率を考えて、障子を閉めます。
でも、透明ガラスのおかげで、廊下側のサッシ戸(雨戸も)を開けておけば、戸外の様子も見て取れるのです。
私がこの家に戻って、あれこれ為した事で、唯一つ、有益な仕事だったかも・・・
廊下部屋は、今は、私の「書道教室」として使うべく、机や道具をセットしてありますが、ま、あくまでも、その為に使おうと思っているだけで、使用頻度は少ないですね。
でも、これから・・・って事もありますし・・・ですよね。
今でも、この部屋(文字通りの陋屋)を、何をどうしたら解放感を得られるのか・・・と、鎮座したまゝ、考える日々なのです。
ご近所さんの畑にて・・・キバナコスモスは青い空によく似合う・・・な~んてね。