見もの・読みもの日記

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2018年10月、築地市場の移転(その後)

2018-10-21 21:16:45 | 日常生活
2018年10月6日(土)に築地市場が営業を終了することになった。私は営業最終日の前の週末に、初めて「場内」というエリアに足を踏み入れてみた。この巨大な市場がなくなることに対して、まだ、どうにも実感が湧かなかった。

10月11日には豊洲市場の営業が始まったが、いろいろ混乱が起きているようだ。一方、東京都は築地市場へ入場を禁じ、早く解体を開始したいようだが、築地で営業を希望する業者とその支援者は「お買い物ツアー」という抵抗を続けているようだ。土曜日は13時からお買い物ツアーがあるというので、行ってみた。

正門は厳重な封鎖状態。



駐車場の通用口。この日は場内に入ることをあきらめ、この門前で中卸業者さんの販売が行われた。あっという間に売り切れていまい、5分遅れで私が到着したときは、店仕舞いの挨拶中だった。



少し背伸びをして、厳重な目隠し壁の上から中を覗いてみると、数メートル置きに作業服姿の人が休めの姿勢で壁を凝視していたので、ぎょっとした。



私は、正直、築地市場の解体を中止させることは不可能だろうと考えている。しかし、昭和・平成の歴史を見てきた市場なのだから、もう少しゆっくり名残を惜しんでもいいのではないかと思う。

場外市場もぶらぶら歩いてみたが、4週間前に比べると、かなり人が少なった。大定(だいさだ)の卵焼き100円も並ばずにGET。カステラみたいに甘い。場外市場の賑わいが保たれるといいんだけどなあ。心配。


コメント
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