天竜奥三河国定公園『茶臼山高原』を訪ねてみました。
新東名の浜松いなさ北ICを降り三遠南信自動車道を 走り、R151で高原入りしました。 場所は愛知県北設楽郡豊根村と言う所になります。 茶臼山高原到着 11時。 山間を進み、どんな所なのかと思っていたら、目的の茶臼山(1,415m)と萩太郎山(1,358m)の間に広がる高原でした。
そこには茶臼山高原スキー場に大きな池が2つ、レストハウス、美術館、牧場などの施設があり、ハイキングコースというか、沢山の散策路があり、地元の人であれば1日ノンビリ遊べる高原でした。
今回は軽いハイキングと言った感じで、起伏が少なく体力に自信が無くても楽しめるコースでしたので、アルプス登山参加の皆さんとは違い、初めてお会いする方々がほとんどでした。 岩山のアルプスや6時間以上歩く事はできないという方々の為に、スニーカーでチョット裏山を2~3時間散歩と言ったコースも人気があるように感じました。 今回の参加者19名。
バスは駐車場で待機しているので、余分な荷物はバスに置き、身軽な格好で出発した。 天気は高原歩きにピッタリの青空で心浮かれる感じでした。
11時半、スキーリフトに乗って萩太郎山へ。
とても見晴らしの良い山頂であり、ここで昼食とした。 お子様連れのファミリーも沢山見えていました。
北側には、これから向かう茶臼山が見え、北東方向には南アルプス連峰を一望することができました。
昼食後はスキー場のゲレンデ内をブラブラ下り、第4駐車場の近くにある茶臼山西登山ルート入口に向かった。 正面の山が「茶臼山」です。
草原の山と言った感じで、山頂近くの登り以外は、とても緩やかで周りの景色や足元の花々に目をやりながら歩いた。 人がいない時は、野生動物が歩き回るようで、色々な糞を見かけた。
山頂手前には胸突き八丁という階段の登りがあった。弱音を吐く人はいませんでしたが歩き慣れない人には、ちょっときついかなと感じました。
13時20分、愛知県の最高峰『茶臼山』(1,415m)に登頂しました。
鉄塔の展望台が造られていましたが、ずっと『萩太郎山』(1,358m)の方が気持ちの良い展望が得られました。
山頂からは雷岩を経て、東側登山ルートに進み、一級河川の「矢作川」源流に立ち寄りました。
この源流は愛知県の豊田市、岡崎市、安城市、西尾市を流れ三河湾に注いでいます。 全長約117km。
カエル館から茶臼湖湖畔にあるキャンプ場を抜けたところで、この辺りでしか見られないという『カワチブシ』を見る事ができました。
この花はトリカブトより、更に猛毒との事です。 綺麗な花は怖いですね。
山頂から東側のルートは湿地帯でコケやキノコが生き生きし、木道は滑り易く、気の抜けない個所が所々に存在し真剣になって歩きました。
バスの待つ駐車場に15時20分着。 たまには、こんなブラブラハイクも中々楽しいものです。
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