中禅寺湖北岸の小さな山で奥日光の風景美と花を堪能して来ました。
奥日光の山としては標高が低く、展望にも恵まれないため比較的静か。 林内にひっそりと咲くシロヤシオツツジやヤマツツジ、アズマシャクナゲも風情があります。 標高差、歩行時間とも手軽で、都内からでも楽に日帰りが出来ます。
昼食 を済ませ 13時半、下山開始。
下山は高山 (標高 1668m)西側の急斜面を大きくジグザグを切るように下る。
こちらの西側斜面は一面がシロヤシオの木で埋め尽くされ、花付きの良い年であれば最高の所であります。ところが今年は花付きが悪かった様です。
14時 20分、ダケカンバの大木が針葉樹林に混じる標高 1480mの「無名峠」に到着。
無名峠からは中禅寺湖湖畔の熊窪に向けて南に進路を取る。 休憩、出発の都度、人員確認をするが大型バス分の人数確認は大変でした。
南側の斜面も新緑がとても綺麗でした。初夏の若葉、最高です、深呼吸。
落ち葉の中にタチツボスミレが見られた。
下りが終わった様で、少しずつ湖面が見えて来た。 下山の途中で2名の方がこむら返りの痙攣をおこされ、ふくらはぎのマッサージとエアーサロンパスでの処置ををこない、遅れながらも下山できて良かった。
15時 05分、中禅寺湖の熊窪に出た。
中禅寺湖畔の新緑がとても綺麗でした。 中禅寺湖は約2万年前に男体山の 噴火でできたせき止湖で、面積4㎢ 以上の湖としては日本一標高の高い場所にある湖です。 湖の直ぐ北に男体山が聳え、その北西に戦場ヶ原が広がります。
湖畔に沿って千手ヶ浜に向かう。
中禅寺湖の西の端にある、南北約1Kmにわたる千手ヶ浜に 15時 20分、到着。
勝道上人が建てたという千手堂が再建された。湖の東側に男体山が聳え雄大な景色が楽しめる。 また、樹齢 200年以上のミズナラやハルニレなどの林があり、自然豊かな環境であります。
千手ヶ浜発 15時 50分の低公害 循環バスに乗らなくてはならず、この時期に近くで見られるというクリンソウ群生地へ、花好きの皆さんと駆け足で向かいました。
皆さん目的にしていたので、スマホやカメラに収められて大喜びでした。
全員 低公害バスに乗車でき、小田代原~石楠花橋~赤沼車庫まで移動。
赤沼自然情報センター(戦場ヶ原の玄関口)で待機していたバスに全員無事乗車、帰途に着きました。 久し振りの山歩きで、大変であった方も完歩され、本当にお疲れ様でした。
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