東篭ノ登山を 14時 47分に下り、池の平駐車場 に15時半、全員無事下山。
この池の平 駐車場は標高 2061m、長野県東御(とうみ)市の湯の丸高原内『池の平湿原』が直ぐ目の前に広がり、雲上の楽園・高山植物の宝庫と謳われ、歩かない訳にはいきません。 15時 40分、湿原散策に出発。
湯の丸高原は浅間連峰の西側に位置し、その名の通り丸く穏やかな表情の峰々と、爽やかな亜高山帯の気候がおりなす一帯は「花高原」として親しまれています。
周辺の山々は、比較的登り易い山容で、雨の少ない安定した気候と抜群の展望から、初心者も安心して登れるコースとして人気があります。
湿原の花ごよみパンフレットにはコマクサも見られるとありました。 でも湿原に咲く花ではないのにと思っていたが、三方ヶ峰 (2040m)の尾根に出たら目の前の斜面がコマクサの好む砂礫地であり、少し遅い感じでしたが吹き上げる風に 淡紅色の花弁を揺らせていた。 そこには白色のコマクサも見られビックリ、写真に収めようと狙ったが、余りにも風が 強くて駄目でした。
雰囲気は尾瀬ヶ原と同じです。
上信越高原国立公園『池の平湿原』は標高 2000m、数万年前の三方ヶ峰 火山の火口原に広がる高層湿原です。 東篭ノ登山の下りに見えた池の平湿原遠望
昼 夜 の気温差、年間の気温差がとても大きく、特色ある気象条件にあるため里山に生息する動 植 物から、本来なら標高 3000m級の 山岳地帯に見られるような高山性の動植物までが、この一帯に混在し生息しているそうです。 左の花は「マルバダケブキ」・右の花は「マツムシソウ」です。
そのような特有の環境が、池の平湿原を多様な自然がおりなす❝高山植物の宝庫❞としてくれたのです。
湿原歩きは花も空気も、何でも綺麗に見えます。 是非とも、お勧めです。
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