「思ったよりもー、夜露は冷たくー、二人の声もー、震えていましたー?」…「帰れない二人」ですか。無口な陽水が、シャイな忌野清志郎に追悼コメントを出したとか。58歳、若かすぎるロックシンガーの死は連休中の話である。
放送コードギリギリの歌詞に込められたメッセージは、反戦、社会や政治を風刺したものが多く、ぶつけようのないモヤモヤを彼の歌で晴らしていたという人は少なくないはず。「反骨のロックシンガー」が正にピッタリ当てはまる。
3年くらい前に喉頭がんを患い、療養期間へ経て、多くのファンの「お帰りりなさい!」の声に迎えられたものの、がんが再発…帰らない人となった。私も同じがん患者として、残念でならないが、彼の闘病ぶりも多くの人を感動させた。
NHKでは、明日10日に追悼番組を放送するという。必見!かのNHKでも「こんな夜に、お前に乗れないなんてー、こんな夜に発車できないなんてー!」と高らかに雨上がりの夜空に響かせるのだろうか?最期の「愛しているかい?ベイビー!」聞きますか!