行き先不明人の時刻表2

何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

NHKが忌野清志郎の真髄伝える

2009年05月23日 | テレビ・テレビ番組

私はロックというよりは、フォーク寄りである。忌野清志郎自身もそうだったのでは?彼の存在は、井上陽水の大ヒットアルバム「氷の世界」で知ることになる。かの「帰れない二人(実は私、カラオケなどでは以前から歌っていた大好きな曲)」が陽水と忌野の共作だ。

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昨晩、NHKの大人の音楽番組「SONGS」(2008年2月(?)の再放送)で、忌野の歌声と姿を見た。自転車事故や、すでに喉頭がんと戦って、復活を遂げた際に収録されたもの。歌声、しぐさはそのものだが、やはりパワフルさはNHKだから遠慮したわけではないだろうが少し欠ける。そりゃ仕方ないさねー。

放送禁止、発売禁止、収録後のカットや生放送での過激な言動…何かとお騒がせな忌野だが、反戦・反核、反権力といったものがその根底にはある。ただ、フォークに傾注していった私は、「雨上がりの夜空に」以降、パンク系ロックバンドともとれるRCサクセションには興味が向かなかった。

でも、いいですねー。放送コードギリギリでありながら、多くのミュージシャンとのユニットやセッションをこなす音楽的才能のほか、創造性を掻き立て、パワフルで前向き、そしてどこかシャイな彼を、NHKは以前から買っていたようです。もちろん、がんと戦いながら歌うという生きざまが凄いことだし、彼が発し続けてきたメッセージも受け入れられる時代背景ということある。

NHKのBS-hiで本日及び29日にも再放送予定!そのほか、アーティストのラインナップももの凄く、今後も注目の番組だ。http://www.nhk.or.jp/songs/list/index.html

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