行き先不明人の時刻表2

何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

武道連盟の活動と伝統に脱帽

2010年01月11日 | 日記・エッセイ・コラム

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昨日も寒かったが、地元の武道連盟の招きによって、「鏡開き」の行事に参加の機会を得た。柔道、剣道、空手、少林寺、弓道の各競技団体が、寒稽古を披露した後、一年の活動の無事を祈願するという、毎年恒例の行事だ。

武道はいいですなー。礼で始まり礼で終わる。寒稽古も、精神力や忍耐力を身につけるものどろうし、日本の良き伝統を継承してることから、青少年の健全育成にはピッタリとも言える。

ただ、ここでも少子高齢化の波は否めない。剣道は各年代で団体戦が組めない状況だし、各団体の指導者も高齢化している。それでなくても競技団体は増えているし、子どもも塾やゲームするのに忙しいく、なかなかスポーツに振り向かないのも事実のようだし…。

「競技団体」とか看板はともかくとして、楽しむ「地域グループ」としてはどうだろう?まあ、その中で有望な選手がいたら集中レッスン(それこそ虎の穴だな!)で、地域全体で鍛え上げていいくというのは?武道には、すでにそういった要素がある。

指導者派年代や職域を超えて、自分を鍛えるついでに子どもの面倒をを見る。或いは、子どもを指導することで自分自身を高めているような、見ていてそんな気がした。これは羨ましいことですよ。他の競技団体だって可能性はある。

厳しい寒稽古の後、参加する小中学生が餅をつき、その保護者が作ってくれたお汁粉をご馳走になった(写真下)。美味しかった!このお汁粉サービスも武道連盟の伝統。代々保護者に引き継がれてきたという。そりゃ、美味しいし、温まるはずださ。

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コメント
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