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何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

七ヶ宿を七色に彩る「なないろひろば」のブックカフェ

2021年12月18日 | 旅行記・まち歩き


仙台の帰りに国道113号・七ヶ宿経由を選んだ最大の理由は、七ヶ宿町のまちづくりの中心となっているカフェを視察すること。仙台の支店で顧問を務める方から、「雰囲気がいいので、一度見ててほしい」と紹介されていた。
まちづくりをいろいろ議論する中で、人口減少の激しい七ヶ宿町では、住民や行政が一緒になってまちおこしに取り組んでおり、その形となったのが「Book&Cafe こ・らっしぇ」である。
住民はもちろん、七ヶ宿出身者や応援者、そして町が出資して設立されたのが「七ヶ宿まちづくり株式会社」。このカフェの運営のほか、バイオマスエネルギーを利用したスパや廃校を再利用した宿泊施設も運営している。



カフェは町の中心地でスパと隣接して「なないろひろば」にある。決して大きな施設ではないが、外見と違い中は木をふんだんに使ったつくりで暖色系の内装。エントランスの空間は余計なものはなく、ゆったりと作られている。
左手には、木製の階段。その上が図書コーナーになっている。こちらも決して広くなく、蔵書がが多いわけではない。ただ、子どもとお母さんが楽しめる内容のものが多い。
もちろん貸し出しもしているのだが、子どもと一緒に来て、ゆったりとした時間が過ごせることは間違いない。この田舎にありながら、確かにキャッチフレーズにもある「新感覚」が味わえそうだ。



もちろんカフェから注文したジュースを片手にというのもいいだろう。カフェのテンさんに聞いたら、カフェスペースへの本の持ち込みもOKだそうだ。まあ、ブックカフェというなら当然ですかね。
そしてカフェでは、山間地ならではのお米「源流米」を使って、ランチメニューを提供。焼きたてパンや地元野菜のサラダは食べ放題(食事メニュー注文時)。ただ、私の訪ねた時間帯は、午後のカフェタイムだったので、写真はなし!
こちらもメニューが豊富というわけではないが、季節ごとのプレートなどもあるそうで、こじんまりとした施設の中に、かなりのこだわりとしっかりしたコンセプトが感じられるカフェでした。




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