
ステイタス表示はできないし装備その他は初期状態に戻っていたものの、身につけたスキルは有効らしく、2人はこの異世界でなんとか生き延び、元の世界に帰還する方法を探そうとするのだが、とりあえずは寝床と食事の確保が最優先だった……。
「生産は慣れと根気と諦めと惰性やで」
東宏はまず乳鉢から作り始めた……。
突如異世界に飛ばされた主人公は凝り性の生産職で女性恐怖症。家具作りでも料理でも造船でもなんとかなるという状況で、異世界に放り出された謎とか、巻き込まれた王国内の権力闘争とかはとりあえずおいといて、カレーパン作ったり、お好み焼き焼いたりしています。なんか、作っては食べて……の繰り返しのような気がしますが……ああ、お風呂もありました。
お風呂とご飯、服と下着作り。油が高価だったので揚げ料理が発達せず、発酵食品もほぼ無いところからのスタートですが、この先の話の最大のクライマックスはボス戦とか元の世界への帰還ではなく、米の発見とかそういうあたりに来るんじゃないですか?
戦闘以外ではチートなかなり主人公グループです。
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