料亭稲穂の角館物語

安全無添加食材の角館懐石「料亭稲穂」

角館発 春のぅんめもの (美味しいもの) 1

2009-03-02 22:04:34 | 稲穂の料理


みちのくの小京都角館、料亭稲穂です。

今日のお天気は雪時々くもり
最高気温は 0度 最低気温は -3度
昨日お天気が良かったのでついつい油断をしてしまいました。
まんず さんび日だったんし

今日の写真は 天然物 地物産 ばっけ(ふきのとう)です

季節の言葉で三寒四温とは良く言いますが
このところ三寒一温!三寒一温!の繰り返しです

でも日当たりの良いところで
雪が少しずつ溶け出し「ホコッ!」と音が聞こえそうな
ばっけ(秋田弁でふきのとうのこと)が芽を出してきました
普通は「アラ!!かわいい!!春が来たみたいだ!」言いますが
この秋田の辺りの人たちはこれを見ると
「アヤッ!ぅんめそうだごど(あら!おいしそう)」と言います
残念な事に最近の若夫婦の家庭ではあまりこれを使い
「ばっけみそ(ふきのとうの味噌和へ)」「ばっけの天ぷら」などは
あまり食べる事はないと思いますが
我が家の辺りでは、まだまだしっかりこの両者をいただきます

「もちろん当店でもばっけが採れてある時には
コースの中に含まれますよ!!」

そしてこの時期もう一品 ぅんめそうなもの は
ひろっこです!!



おひたしにしたり、和え物にしたり
そして秋田沖生たらで塩魚汁かやぎしたり
それは答えられない春のかほりっこです!

ひろっこは融けかけてきた雪を掘り起こして
雪の下でチョロッ!チョロッ!と出てきている
ノビルの新芽の事です

まずは「春のかほりっこ」を今日も頂きます
コメント (2)
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