日々好日

さて今日のニュースは

比例代表制当選議員

2009-09-06 08:51:44 | Weblog
いよいよ鳩山内閣も16日の首相指名に向けて動き出した。
新内閣移行チームが内部事情でモタモタどうなるものかと気を持たせた。
小沢代表が民主党幹事長につくやいなや、党運営。国会対策。人事や閣僚等一切の
権限を任され裏方の人形師になり、早速踊る人形を選定しだした様です。
菅代行は、今回の目玉「国家戦略局」担当相で副総理、岡田幹事長外相起用。藤井
最高顧問に財務相等の案を鳩山代表と検討して居ると言う。
この小沢鳩山両雄体制を「小鳩双頭体制」と呼び懸念する向きも有ると言う。
今後どの様な内閣が形成されるのか、果たして社民党と連立政権が可能なのか?
色々問題を抱えての船出の様です。
処で今回の衆院選での民主党の獲得票数の多さは、まざまざと国民の力と言うか、
恨みのスゴサを見せつけられた感じです。
全国高得票ランクはズラリと民主党が並び、やっと自民党の麻生さんが、どうにか顔を出し
面目を保ってはいますが、如何に政権交代を国民が望んで居たかの実証
と言えます。
処で民主党当選議員308名の内新人議員は143名実に46%もの議員が全くの
シロウト政治家誕生です。
中でもオカシイのは民主党から頼まれて比例代表に数日前に無理矢理名前を書いたばかりに
国会議員当選と言う事例がアチコチで起きて居る事です。
この様なシロウトが今後の政治に携わるのかと思うとゾッートします。
民主党は今回の選挙で兎に角かき集めて59名の比例候補を登録しました。
当選者は小選挙区で221名比例で87名その内小選挙区と重複が43名でした。
民主党は近畿ブロックで獲得議席が余り2議席分を他党に譲る羽目になりました。
是まで国会議員選出には色んな方法がなされて来ました。
中選挙区や全国区採用の時代もありましたが、今は小選挙区制と、拘束名簿式比例代表制
併用が採用され居ます。
この拘束名簿式比例代表制は全国を11ブロックに分けそのブロックで比例代表を
選出する方法で小選挙区で落ちても名簿に提示されて居ると、このブロック比例で
復活出来る仕組みになっています。
是は政党が予め提示した候補者名簿の順位に従い獲得した議席数の分だけ当選者が
確定される方法です。
この方法は獲得数がそのまま議席配分になり民意が反映されやすい。小政党でも
議席獲得が出来る可能性がある。候補者と選挙民との癒着がない等のメリットが
あるが、最大の難点は選挙民が候補者を選べないと言う事です。
どんな悪い事をした議員も比例で国民の信認を得たと大きな顔が出来る。
悪い考えを持った輩でも上手く政党の候補者名簿に滑る込めると、労せず国会議員になれる。
今回のように数合わせで、政党の候補者名簿に載せられると、有無を言わさず国会
議員先生に祭り上げられる。
何か国民をバカにして居ると思いませんか?
勿論全てがこの様な人たちばかりとは言いませんが、この様な好い加減な人が選
ばれる可能性があると言う事も知って置く必要があるのでは?