日々好日

さて今日のニュースは

亀井金融相平成の徳政令発令か?

2009-09-28 16:36:13 | Weblog
今鳩山内閣を悩まして居る大きな問題の一つに亀井金融相が「モラトリアム法案」
の早期導入を提唱して居る事です。
これは金融機関の貸し渋り等で苦境に陥って居る中小零細企業等の支援策として、
中小企業向け融資や個人向け住宅ローンの返済を3年程猶予するモラトリアム法案
を早期導入すべきと、亀井金融相が一人でシャカリキに旗を振って居る。
弱者には大変好評の様ですが、是は鎌倉幕府が御家人保護のため、借金棒引きの 
天下の悪法「徳政令」にも匹敵する悪法と言われ、金融界に動揺が走って居ます。
これがもし出されたら、折角好転の兆しが見える金融界がまた逆戻りの危険性が
有ります。
亀井金融相は強気で、是を批判した平野官房長官に対し、ああだ、こうだと言う
コメントする立場ではないと強い反発を見せました。
ただ昨年廃案になった現在与党3党政策合意の中小零細企業等の支援策「貸し渋り
貸し剥がし防止法」をどう活かすかと言う展開も有りますが、一人暴走して居る
亀井金融相がこれに納得し協力するかは不明です。

夫婦別姓導入?

2009-09-28 09:08:14 | Weblog
是まで強い自民党の反対で成立しなかった、夫婦別姓導入について政府はこの程 
「選択的夫婦別姓」導入をする方針を固めた。
来年の通常国会で民法の改正案を提出する方向で調整を進める事とした。
民主党は是まで何回も夫婦同姓を定める民法の改正案を提出してきたが、自民党の
「家族の一体感を損ない家族崩壊」に繋がる恐れがあると言う理由で強い反対に合い
廃案になって来た経緯があります。
私も古い人間なのか、夫婦別姓にはどうも賛同しかねます。
自民党の言う様な家族崩壊とまでは行かないが、何か他人の寄り集まりで、一体感
に欠ける事は間違いない事です。
これは欧米の極端な個人尊重、女性の権利の主張の現れで、何となく日本の風土
には馴染まない気がしてなりません。
女性は「嫁(か)して夫に奉仕する」事が天職と言う説には反対ですが、姓が異なる
妻や子供が同じ家族の中で混在するのはどうも馴染まない気がしてなりません。
しかし中には、これでやっと自分達の存在が主張出来ると歓喜する女性も多いと
思います。
現在は、嫁になると「誰々さんの奥方」と言う風に是までの人格は一切否定されて
姓も変えねばなりません。
全く新しい人格を与えられる不条理に、異議を唱え敢えて入籍を拒む勇敢な女性も
居ました。
今回の民主党の民法改正案は、結婚時に夫婦が同姓か別姓を選択出来る。
結婚出来る年齢を男女とも18歳に揃えると言う二つの柱で成り立っています。
問題は生まれて来る子供の姓は法務省の見解は「複数の子の姓は統一が望ましい」
として居るが、民主党案では子供の出生毎に決めるとしています。
是で行くと、長男が父親の姓を長女が母親の姓をと家族がまるで他人の寄り集まり
みたいで一体感に欠けるのではと心配です。
今でさえ進んで居ると言われる家族崩壊がなお一層加速度を増す事にならないか?
確かに家族と言えど、独立した個体の集まりですから、この夫婦別姓制度は理に叶った方法でしょう。

近頃は近親相姦と言うおぞましい事が平気でネット裏サイト等に流れて居て余計に、
家族とは?親子とは?兄妹とは?と言う人類永遠の課題にぶっっつかります。
この夫婦別姓の導入は更にこの問題を複雑にする可能性はないか?

私個人の意見としては、矢張り日本は日本の風習にあった夫婦同姓一本槍で通して
頂きたいと思います。