日々好日

さて今日のニュースは

公共事業等の見直しについて

2009-09-19 11:06:15 | Weblog
前原国交相は全国で建設中や、又は計画中の直轄ダム。導水路。補助ダム等の
計143事業全てを見直すと表明しました。
是には既に中止を表明した、八場ダムや川辺川ダム等國直轄ダムや導水路48事業。
それに自治体が行う87の公共事業補助事業が含まれます。
外に国の補助金で独立行政法人水資源機構が建設・計画中の8事業も含まれます。
民主党が主張する、ムダな公共事業の見直しと言う錦の御旗の元に進められて居ます。
公共事業はバラマキだ。地元首長の人気取り事業が。族議員と結託し甘い汁を吸う
とか、徒にゼネコンを太らせ地元の役には何にもならない等兎角評判が悪い。
しかし地元経済界の活性化、雇用を掘り起こし、利水・治水等で将来発展の基礎
になって居るのも事実です。
かって小泉政権時代「小さな政府」をと費用削減し地方の公共事業にばっさり大鉈
を振るい、お陰で地方が疲弊してしまいました。
今度の民主党の政策はその比でない規模で行われる可能性があります。
このムダと言われた公共事業費は、こども手当や農家収入補償手当等に転用される
でしょう。
言わば形を変えた国民へのバラマキです。一時的施しで人気を維持出来るかそれは
疑問です。
確かにムダな公共事業費もあるでしょう。
しかし国が住民や自治体と約束した正式の工事です。
当然中止するからには、当然違約金の支払いが生じてきます。
莫大な公金を払い込んだ自治体です、当然県民のため訴訟を起こしても、取り戻す
義務があります。
また国のため心ならずも転出した住民等の補償は当然生じて来ます。
この膨大な訴訟を覚悟で民主党は中止に踏み切る覚悟はあるのだろうか?
今地球に優しくと言うエコー運動が大変力を持ち、開発は自然破壊と悪玉扱いです。
それも判るが、やはり人間は発展するためにはそう綺麗事では済まされません。
問題は何処で折り合うかと言う事です。
八場ダムや地方で中止になる直轄ダム等の可否は当事者でない我々の口出しする
領分ではないが、矢張り相当高圧的中止が見え見えでやりきれない思いがします。
もっとも民主党は住民や首長が反対の公共事業を優先し、完成間際の公共事業については勘案すると明言しています。
必要な公共事業は地方の活性化に繋がる事を留意の上民主党は英断される事を望みます。



無人宇宙補給機(HTV)無事にISSドッキング

2009-09-19 08:57:15 | Weblog
今月鹿児島種子島宇宙センターから打ち上げられた無人宇宙補給機(HTV)が無事国際宇宙ステーションにドッキング成功しました。
これは宇宙国際開発協力の物資輸送の面でステーション運用に日本が参加出来る事を証明した大変
輝かしい業績です。
日本は宇宙国際開発協力で今後7年間に毎年1機ずつのHTVの打ち上げが義務づけられ、少しばかり
懸念されて居たが、今回の成功で杞憂であった事がハッキリしました。
HTV1号機には食品。衣料品等生活必需品と日本実験棟「きぼう」に設置する
成層圏大気観測装置「スマイルズ」等約4・5トンを登載しています。
重量は総トン6トン余りで大体6トントラック1台分と言う。
全長10メートル。直径4・4メートルの円筒型で、日本も良く是ほどの重量の物を打ち上げる技術や、
一番難しいと言われる宇宙船とのドッキング技術を開発出来たものと改めて感心します。
これでEUの打ち上げるHTVと協力してISSへの物資の搬入が継続できて益々
宇宙開発が充実してくる事でしょう。
反面この日本のHTV打ち上げ成功は将来の日本の有人宇宙飛行への大きな第1歩
でもあります。
しかし実現まではまだまだ克服せねばならない事が山積して居る様です。
高温高圧に耐えられる素材の開発や有人機の設計何よりも国民の支持と財源の問題があります。
さしあたっては民主党政権になった今、是は国民のためにならないムダだと言って切られる事がコワイ。
何か有り得りそうで、折角これまで営々と培ってきた技術を捨てる事にならない様にして欲しい。
よもや工学博士の鳩山首相の事だからその様な事はないと信じたいが・・・