日々好日

さて今日のニュースは

果たして国会正常化なるのか?

2011-07-02 09:24:10 | Weblog
退陣発言をしたにも拘わらず一向に時期を明らかにしない菅首相です。

業を煮やした民主党執行部は二次補正予算案。特例公債法案の成立を
引退の花道にしようと画策した。

処が菅首相は是に再生エネルギー法案の成立は譲れないと固守した。

これで上手く行きそうだった、与野党合意は白紙撤回されてしまった。

おまけに菅首相の意味不明な「プチ内閣改造」や自民党議員の一本釣り
等で状況は更に悪化し延長された国会は空転状態です。

今回与野党国会対策委員長会談で安住民主党国対委員長が詫びを入れて
週明けに民主自民公明三党幹事長会談を開催して、何とか審議再開し
正常化へ向かう様に申し合わせました。

自民党としてもこれ以上審議反対で東日本大災害対応に遅れを取る事は
不利と読んで審議に応じる様になった模様です。

大変結構な事だと歓迎します。

与野党ともまずは震災復興が最優先である認識は同じだと信じたいです。

その為には面子に拘らずやって欲しいものです。

今回国会は集中審議で、衆院では原子力損害賠償支援機構法案を、参院
では野党5党提案の原子力事故被害緊急措置法案が審議入りする様に
なる様です。

政府提案の原発事故賠償を円滑にする法案。野党提案の國の賠償金仮払い
する法案。

何れも福島原発事故対応の法案ですのでその審議を期待します。

二次補正予算案も集中審議されますが、肝心の公債特例法案は民主党が
こども手当等見直さない限り自民党は協力しない事を明言していますので
今後紆余曲折が予想され可成り厳しい事態が予想されます。

何れにしても現在揉めて居る様な時期ではない事は明白です。

賢明な議員先生達の決断を期待したい。