日々好日

さて今日のニュースは

全保育園は幼稚園と一体化施設となるか

2011-07-06 16:32:48 | Weblog
政府の新子育て施策「子供・子育て新システム」の制度設計最終案が出来上がった
事が判明しました。

それによると小学校就学前の子供に教育を提供するため一定期間後は全ての保育園を
幼稚園と保育園に一体化した施設に移行する事を明記された。

幼稚園については一応保育園と一体化施設になる様に促すが移行時期は明示せず
幼稚園と保育園は一体化は部分的なものとなる模様です。

是まで厚労省管轄の保育園と文科省管轄の幼稚園。似ている居る様で目的が異なり
ます。

保育園は勤労婦人等に変わり育児を支援する施設です。

幼稚園は就学前の幼児に教育を提供する施設です。

自民党政権時代は何度も是を一体化しようとしたが、官僚の縄張り争いで仲々実現
出来ませんでした。

今回政権が変わりどうやら保育園と幼稚園の一体化が実現出来そうです。

ただ是を一体化するには保母の資格のある保母さんと教諭資格のある先生を揃えた
二重構造の施設を作らねばなりません。

実際テストケースとして「認定こども園」が各地でスタートしています。

今後はこの様な施設に統一されて行く予定です。

ただ幼稚園と保育園は趣旨が異なるので、受け入れ年齢や保育内容、利用時間等で
大変問題が多く是をどの様に上手く適応させて行くかは今後の経営者の手腕に関わって
来るのではないか?

又現在保育園は保護者の負担能力に応じ保育料を算定し保護者は自治体に保育料を
納め、自治体が保育園運営を厚労省に変わり支援しています。

幼稚園も大体是に似た様なものですが、此方は文科省が加わり教育委員会の管轄と
なります。

最終案ではフルタイム保育だけでなくパートタイムや夜勤勤務の保護者も対象とし、
保護者の就業以外にも保護者の病気・障害・産前産後同居親族介護・災害ボランテァ・
就職活動等も就学や保育理由の対象とする事になった。

是は今までの保育園と幼稚園の垣根を取っ払い、都市部の待機児童の解消と就学前の
全ての子供に教育や保育を提供するのが狙いです。

財源も保育所・幼稚園向けを一体化して一般会計から支出される予定です。

この法案は近く少子化社会対策会議で正式決定し2012年通常国会に提出されて、
2013年から段階的実施する事を目指す事となります。

が果たして是が本当に実現できるか大変厳しいものがある様に思えてなりません。

菅首相辞任へのカウントダウン始まるか?

2011-07-06 07:57:22 | Weblog
末期的症状を呈しながらしぶとく意地で堪えて居る菅政権ですが、目玉となるはず
だった復興対策担当相が暴言、責任を取って辞任しました。

是で菅政権発足後四人目の辞任となりますが、今回は少しひどすぎます。

被災者のため働かねばならぬ人が被災者を罵る様な暴言を発したとあるが、この間
色々事情は有りそうですが、暴言だけが一人歩きした感じです。

これには流石に民主党執行部も呆れ菅首相の任命責任まで言及する幹部が出て来た。

民主党内でも辞任すべきの声が高まって来て居るが、本人が辞任しないと言えば、
其れまでで打つ手無しの様だ。

完全に党内からも見放され、野党からも信用されない首相に何が出来るのか?

次々と新しい政策を指示して居るが、一向に実を結ばないのは、既に内閣が「死に体」
だからで一刻も早い退陣が望ましい。

このままでは、民主党政権そのものが危うくなるし、これ以上政治空白が続けば日本
そのものが危うくなる危険性が増えて来ています。

菅総理にとって幸いな事は他に適当なライバルが居ない事。
被災地復興優先で野党が表だって倒閣運動が出来ない事でしょう。

民主党執行部さえ手を焼く菅首相の独走そんなに続く筈がない。

もう二次補正予算案だ特例公債法案等三法案の成立を待って辞任をと言うプロセスも
アヤシクなってきました。

今や菅首相辞任への「カウントダウン」が始まろうとして居るのではないか?

イヤ国民は今や遅しと、始まる事を期待して待って居るのではないでしょうか?

国民の多くはもう菅首相を見限って居るのでは?