日々好日

さて今日のニュースは

公債法すら困難視か?

2011-07-04 10:47:43 | Weblog
菅首相は、二次補正予算案・公債法案・再生エネルギィー特別措置法案この
三つの法案成立を退陣の条件に上げて居ます。

国会はどうにか8月一杯まで会期が延期され審議されると期待して居ましたが
菅内閣の意味不明な内閣改造や自民党議員の一本釣り等で国会は空転状態に
なってしまいました。

自民公明民主の三党国対委員長や三党幹事長会談でどうにか今週から国会正常化
に向け動き出し審議再開の見込みです。

岡田民主党幹事長は2011年度当初予算に不可欠な公債発行特例法案を15日
提出予定の2011年度第二次予算案の審議入り前に成立させる様に各党に協力
を呼びかけました。

それが正解では有ります。

この公債法は通常ならば2011年度予算案とリンクして成立して居るべきものだ。

処が自民党公明党は其れを人質にして公債法成立を阻んで来て居ます。

今の日本の財政では赤字国債を発行しなくてはとてもやっていけない事は一番知って
居る自民党だから是を阻むことは予算をパアーにする作戦として最適です。

自民党は上手い言い訳を考え出しました。

我々は公債法成立には決して反対ではないが、その前に民主党内の意見統一してから
民主党マニフェストの間違いを認め、子供てあてを引っ込めたら直ぐにでも成立に
協力しますと。

およそ無理を承知で難題をふっかけて居ます。

是まで何回か解決のチャンスはあったが、民主党の党内問題や菅首相の意固地から
更に状況は悪化しています。

このままでは平行線で公債法の成立はあり得ない様な状況です。
ましてや被災地が待って居る二次予算や本格的復興のための三次予算等二の次三の次
になりかねません。

本当にいい加減にセイと怒鳴りたくもなって来ます。

もうどっちもどっちです。

兎に角今の総理が居座る間は局面打開は無理の様です。

この際総理には、引責辞任して貰い新しい政権で何とかして欲しいものです。