先日NHKで日本国憲法誕生秘話に特集を放送して居ました。
終戦と同時に始まった民主主義への取り組み、まずは国民の憲法をどうするかで
当時の昭和天皇の意向や政治家・学者・GHQ等の流れを特集した内容でした。
国民主権・天皇制・戦争の放棄等が一番紛糾したとの事。
特に天皇制については、当時戦勝国の中には、天皇を戦犯として裁くべしとの
強硬意見が多かったが、日本を一つに纏めるには天皇の存在が大きいとした日本
の意向を組みマッカーサ元帥が、これほどまで無血駐留出来たのは天皇の存在
あっての事と認め天皇制存続を容認し、天皇を国民のシンボルである事を認めた。
問題は戦争放棄で今後我が国は武器を持たない、戦争をしない事を宣言する事
でした。
当初は国が本来持って居る自衛権すら放棄を迫られて居ます。
そこまでは流石譲れないとしてどうにか自衛権は認められた。
これが朝鮮戦争が起き国防が問題になった時、警察予備隊となりこれが将来
自衛隊となります。
戦後15年も経つと我が国は高度経済成長期に突入、もはや戦後ではないと
一斉に花開いた。
その頃東京オリンピックや大阪万博が開催され高景気に浮かれた。
当然、軍隊でない軍隊である自衛隊の存在が大きくなって来た。
本来保有が禁止された武器は米国から買わされ、何時の間にか軍備大国と
なって居ました。
そして国際社会の一員として集団的自衛権行使を迫られ、安保法を施行して
武器を持って戦う駆けつけ警護や米艦船の警護や武器の提供までする事と
なった。
日本は北朝鮮問題が起きて来てから益々米軍と一体化が進んで来た様です。
弱い日本が生き残りを賭けるには、この道しか選択がないのかも知れません
が米国と一連托生で悔いはないのか?
何か不安が募る今日この頃ですね。