安倍首相が2020年憲法改正を行うとの強い姿勢でどうやら政治が動き
出した様ですね。
現在衆参両院の3分の2を自民党・公明党で占め国会議員による国会発議
が可能な環境にあるので、これを見逃す手はない。
後は国民投票を何時にするかです。
国民投票は発議から60~180日以内に投票しなければならない。
改正憲法の公布から施行まで少なくとも半年を要する。
これから導かれるのは18年前半の通常国会で発議し、20年前半で公布
しなければ2020年施行が出来ない事となる。
問題は国民投票です。
憲法改正には国民の過半数の賛同がないと成立しません。
改憲に消極的な国民が多い現在果たして過半数の賛成がえられるか?
まあそれは別として国民投票を何時にするかが問題として出て来た。
18年9月自民党総裁選があり、3選されれば18年末までに解散衆院選が
考えられその時国民投票を同時に遣る。
問題が起きた場合19年通常国会で発議し夏の参議院選と同時に遣る手も
あるが、それにはその前の衆議院選で完全勝利が条件です。
他にも国民投票は単独で行うべきとの意見まあるとか。
その場合、平成天皇の退位に伴う新天皇即位の19年1月。
19年4月の統一地方選挙や19年10月消費税10%引き上げも考慮に
入れる必要もありそう。
兎に角憲法改正は国民の手の届かない政治の世界で一人歩きして居る様だ。