今日は広島に原爆が投下されて78年の年月が経過しました。
月日の流れとともにあの悲惨な原爆被害は風化され忘れ去られ様
として居ます
今回広島で開催されたG7サミットでは核兵器は平和のための抑止
力として必要と言う論さえ出て来ました。
世界で唯一の被曝国の日本ですが、米国の核の傘に依存し辛くも
独立国として存在して居る立場上、核禁条約には及び腰でハッキリ
反対を表面して居ない。
ロシアはウクライナ侵攻で状況次第では核兵器使用もあると
威嚇し、中国は高純度プラトニュウム生成が可能な高速増殖炉を
建設する、北朝鮮は核搭載する弾道ミサイルの多様化に懸命です
今や核兵器使用の第3次大戦が何時起きてもおかしくない状況
になりつつあります。
日本は防衛力強化で防衛予算拡大を画策しています。
核保有国が一国も参加してない核禁条約はナンセンスではあるが
核戦争防止にはこれが限界ですが意義があると覚えてならぬ。
核の恐れがない平和な世界が究極の理想ですが、それが段々
遠のいて行く様な昨今ですが、広島原爆の日に際し今一度
考え直す、よい機会ではないかと思えてならぬ。