文科省は地元に定着する教員確保のため特定地域の教員を目指す
地域枠を、教員養成系大学・学部の入試に導入する事を支援する
方針を明らかにしました。
年々教員志望者が減少するなか、地元に定着する教職員も減って
来て居ます。
現在大学入試の地域枠とし卒業後特定地域勤務を条件に医学部で
実施されていますが、一般教員養成では、一部大学のみ、特定都
道府県や地域の教員になる事を条件に、総合型選抜や学校推薦型
選抜が行われています。
これを地域定着教員確保のため、支援する方針の様だ。
教員養成大学に入学しても教員とならない人が多く出て居る。
文科省は大学と都道府県教育委員会が一体となって地元教員
となって定着するよう支援する事とした。
例えば教員採用試験で筆記中心の一次試験の免除を検討。
教員採用試験の競争力は低下傾向にあって21年度公立小教員の
全国平均は2・5倍と過去最低との事。
自治体では秋田県・福岡県が1・3倍と最も低かったとの事。
激減する教職希望、地元定着教員の確保は文科省の目的の
一つでもある様だ。