政府は総合的防衛強化に向けて、サイバー対策やAI等9分野を
防衛力強化の重要技術課題に選定しました。
各省庁や国立研究法人等が取り組む研究が防衛力強化とマッチ
すれば、予算面で優遇支援する事となる。
ただ懸念は民生技術の軍事転用の在り方が問われそうです。
また公共インフラでも南西諸島を中心に自衛隊や海上保安庁
が利用する空港や港湾を「特定重要拠点空港・港湾」に指定
し、優先的整備する方針も確認した。
因みに重要技術課題に選定されたのは下記の9分野です。
新たなエネルギィー源・高精度の測位・量子等使った高速
演算処理・高度な人工知能AI・高速大容量通信・サイバー
攻撃対処に含む情報セキュリティー・新素材・機械の無人化
と自律化・極超音速飛行技術等です。
また特定重要拠点空港・港湾は有事に自衛隊が部隊展開に
使う他に、海保による住民避難にも活用する
平時から利用出来る様に対処していく。
この研究開発と公共インフラ整備は防衛関連4経費とし
推進する事が国家安全保障戦略に明記されて居るとか。
この様政府が省庁の枠組を設け民生用研究を防衛技術への
転用を容認したのは中国・北朝鮮・ロシアの軍事技術に対抗
し総力を挙げる必要性を認めたからだとする。
軍事技術が劣れば戦略的に負ける事は必須と判断した様だ。