四方田犬彦 1994年 筑摩書房
前日までのとの微妙な続きのようなもの。
漫画の批評っていうのとは、ちょっと違うけど。
私はこどものころから、マンガに慣れているので、
あまり、その形式とか文法とか(コマをどっちへ読み進むとか)について迷ったりしたことないし、
よくよく考えると難解な、お約束の記号のような表現にも違和感を感じてこなかった。
で、この本は、
>漫画を読む人であれば当然知っているような事柄だけを、
>できるだけ正確に書き記しておこうと心掛けてきた。
>漫画批評のなかから「文学」などといった曖昧なものを追放し、
>漫画を漫画の自律的構造のもとに語らしめたいと考えてきた。
(あとがきから)という意図で書かれてます。
もっと簡単に言っちゃうと、
>これまでの人生の大方を、夜となく昼となく
>漫画を読むことに費やしてきたので、
>ここらでちょっと立ち止まって、
>いったいそれは何だったのだろうと
>考えてみたくなっただけなのである。
ということだそうです。
マンガ好きとして、なるほどそうだよねーと同意しちゃったりします。
誰かが書かなきゃいけないんだけど、いままで誰も書いてこなかった書物
っつー感じがします。

前日までのとの微妙な続きのようなもの。
漫画の批評っていうのとは、ちょっと違うけど。
私はこどものころから、マンガに慣れているので、
あまり、その形式とか文法とか(コマをどっちへ読み進むとか)について迷ったりしたことないし、
よくよく考えると難解な、お約束の記号のような表現にも違和感を感じてこなかった。
で、この本は、
>漫画を読む人であれば当然知っているような事柄だけを、
>できるだけ正確に書き記しておこうと心掛けてきた。
>漫画批評のなかから「文学」などといった曖昧なものを追放し、
>漫画を漫画の自律的構造のもとに語らしめたいと考えてきた。
(あとがきから)という意図で書かれてます。
もっと簡単に言っちゃうと、
>これまでの人生の大方を、夜となく昼となく
>漫画を読むことに費やしてきたので、
>ここらでちょっと立ち止まって、
>いったいそれは何だったのだろうと
>考えてみたくなっただけなのである。
ということだそうです。
マンガ好きとして、なるほどそうだよねーと同意しちゃったりします。
誰かが書かなきゃいけないんだけど、いままで誰も書いてこなかった書物
っつー感じがします。
