ゲーテ・高橋義孝訳 昭和42年 新潮文庫版(全二巻)
唐突なんだけど、きのう採りあげた黒澤明の『生きる』のなかに、絶望した主人公が仕事休んで遊びまわるとこがあって、そこで案内役をつとめる小説家が“メフィスト”を気取るわけで。
それで「ファウスト」を思い出した次第。
あと、こないだ久しぶりに「職業としての政治」を読み返してたら、
>「悪魔は年をとっている」。「だから悪魔を理解するには、お前も早く年をとることだ」
ってファウストが引用してあって、ふーん、やっぱこういうのがスラっと出たり、ピンときたりしないと、ドイツ的には教養あるとは言えないのかなーとか、本文とは関係なく、しょうもない感想を持ったもんで。
持ってるの(文庫の一巻)は、昭和60年の31刷なんで、そのころ読んだんでしょう。
正直いって、あんまり面白いとは思わなかった。
要は「時よ止まれ、お前は美しい」って言葉が有名ぢゃないですか? それが、どこでどう出てくるのかに興味があっただけなんで、そこだけを目指して、退屈な文をずっと読み進んでっただけなんですよね(若いときは、好奇心もあったけど、忍耐もいまよりあった…。)
唐突なんだけど、きのう採りあげた黒澤明の『生きる』のなかに、絶望した主人公が仕事休んで遊びまわるとこがあって、そこで案内役をつとめる小説家が“メフィスト”を気取るわけで。
それで「ファウスト」を思い出した次第。
あと、こないだ久しぶりに「職業としての政治」を読み返してたら、
>「悪魔は年をとっている」。「だから悪魔を理解するには、お前も早く年をとることだ」
ってファウストが引用してあって、ふーん、やっぱこういうのがスラっと出たり、ピンときたりしないと、ドイツ的には教養あるとは言えないのかなーとか、本文とは関係なく、しょうもない感想を持ったもんで。
持ってるの(文庫の一巻)は、昭和60年の31刷なんで、そのころ読んだんでしょう。
正直いって、あんまり面白いとは思わなかった。
要は「時よ止まれ、お前は美しい」って言葉が有名ぢゃないですか? それが、どこでどう出てくるのかに興味があっただけなんで、そこだけを目指して、退屈な文をずっと読み進んでっただけなんですよね(若いときは、好奇心もあったけど、忍耐もいまよりあった…。)