ヘッセ 高橋健二訳 昭和26年発行・昭和47年改版 新潮文庫版
きのうの続き、四方田犬彦の『読むことのアニマ』に“転校生の物語”として挙げられているヘルマン・ヘッセの『デミアン』。
私が持ってるのは、昭和59年の58刷で、そのころ読んだ。
というのも、私の好きな本であるところの『若き数学者のアメリカ』のなかで、著者・藤原正彦がフロリダで知り合った女子学生に、「デミアン」というあだ名をつけられたという一節があるんで、そこから興味を持って読んでみたんである。
“人の心を見透す不可思議な洞察力を持つ”少年の話だっていうんで、おもしろそうだと思ったんだろうけど、なんか難しい小説だよね、たしか。
あんまりよく覚えてないんで、今度ひまなときに二十何年かぶりに読み返してみようかと思う。夏休みの宿題みたいだな、まるで。
きのうの続き、四方田犬彦の『読むことのアニマ』に“転校生の物語”として挙げられているヘルマン・ヘッセの『デミアン』。
私が持ってるのは、昭和59年の58刷で、そのころ読んだ。
というのも、私の好きな本であるところの『若き数学者のアメリカ』のなかで、著者・藤原正彦がフロリダで知り合った女子学生に、「デミアン」というあだ名をつけられたという一節があるんで、そこから興味を持って読んでみたんである。
“人の心を見透す不可思議な洞察力を持つ”少年の話だっていうんで、おもしろそうだと思ったんだろうけど、なんか難しい小説だよね、たしか。
あんまりよく覚えてないんで、今度ひまなときに二十何年かぶりに読み返してみようかと思う。夏休みの宿題みたいだな、まるで。