many books 参考文献

好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

Memphis

2015-05-01 20:28:24 | 忌野清志郎
忌野清志郎 1992年 東芝EMI

キヨシローのソロアルバム。
メンフィスまで行って、Booker-T.&The M.G.'Sと一緒に作ったという、記念すべきといってもいい一作。
MG‘Sについて、キヨシローは、
>いやぁ、それはもうオレにとってスゴいことでさ、前の夜、眠れなくなっちゃって、大変なことになっちゃったなぁって。彼らは昔からオーティス・レディングやサム&デイヴなどスタックス系のハウスバンドで、もう、それはそれはオレの大変なアイドルなんだ。
>いやぁ、これはスゴいことだよ。彼等の音楽を聞いて育ってきたよーなもんだからさ。やっぱりヤメよーかとか、オコがましいんじゃないかとか、いろいろ迷ったけど、でも、まぁ、行くことにしたんだ。
とかって言ってる(『忌野旅日記』から)、スゴい存在なんだ、とにかく。
ブルース・ブラザーズの来日のときに、デモテープ作りに参加してくれって、自分から押しかけたらしいんだけど、ホントよく一緒にやれたもんだ、そのことはもっと評価されていいと思う。
ついでに、現地でのレコーディング中には、メンフィスの名誉市民の称号を授与された。それはどれくらいの価値か知らないけど。
で、なかみは、好きだなあ、このアルバム。
なかでも、やっぱり、フェイバリットは「世間知らず」。
苦労なんか知らない 恐いものもない
あんまり大事なものもない そんなぼくなのさ
を最初に聴いたときは、ゾクゾクした、いまもする。
70年代RCみたいな感じもちょっとするけど、この曲がつよくうったえかけてくるものがあるのは、夢を見てるって部分なんだろうなと思う。

今年もまたキヨシローの命日がめぐってくる。
なにやら特集のテレビ番組とかもあるらしい、それはけっこうなことだ。

1.Boys
2.雪どけ
3.カモナ・ベイビー
4.世間知らず
5.高齢化社会
6.ママ プリーズ カムバック
7.石井さん
8.ぼくの目は猫の目
9.ラッキー・ボーイ
10.彼女の笑顔
11.MTN
コメント
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