北尾トロ 2006年 文春文庫版
裁判つながり、ということで。
私は、『怪しいお仕事!』『危ないお仕事!』の著者つながりってことで、この本を買ったんだけど、帯に“裁判員制度前に必読”なんてあるように(私の持っているのは2007年3月の第14刷)、そんな関係で売れているようである。
元が書かれたのが、2001年から2003年にかけてくらいの時期。2年間、月に4、5回ずつくらい裁判にかよった経験からピックアップした傍聴記である。
裁判を見に行く理由を、ずばり、面白いからと言いきっているだけあって、楽しんでる感じのトーンのものが多い。
被告or原告・被害者のどちらかに感情移入したり、被告の顔を見て、どーゆー人生なんだろうと想像しちゃったりするのが基本パターンです。いわゆるヤジをとばせる展開を望んで、格闘技の試合を見てるような感じですが、こういう書き方は面白くて好きです。高裁での逆転を見てみたいとか、言うかそこまでって感じで。
面白い裁判を見つけるためにどうしたらいいのか、なんてことまで書いてあります。
そんなことしてるうちに、裁判傍聴に通い詰める人たちがいることもわかって、巻末に収録された“傍聴マニア”座談会も、いいですねー。
裁判つながり、ということで。
私は、『怪しいお仕事!』『危ないお仕事!』の著者つながりってことで、この本を買ったんだけど、帯に“裁判員制度前に必読”なんてあるように(私の持っているのは2007年3月の第14刷)、そんな関係で売れているようである。
元が書かれたのが、2001年から2003年にかけてくらいの時期。2年間、月に4、5回ずつくらい裁判にかよった経験からピックアップした傍聴記である。
裁判を見に行く理由を、ずばり、面白いからと言いきっているだけあって、楽しんでる感じのトーンのものが多い。
被告or原告・被害者のどちらかに感情移入したり、被告の顔を見て、どーゆー人生なんだろうと想像しちゃったりするのが基本パターンです。いわゆるヤジをとばせる展開を望んで、格闘技の試合を見てるような感じですが、こういう書き方は面白くて好きです。高裁での逆転を見てみたいとか、言うかそこまでって感じで。
面白い裁判を見つけるためにどうしたらいいのか、なんてことまで書いてあります。
そんなことしてるうちに、裁判傍聴に通い詰める人たちがいることもわかって、巻末に収録された“傍聴マニア”座談会も、いいですねー。
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