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好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

確率・統計であばくギャンブルのからくり

2009-06-05 18:38:10 | 読んだ本
谷岡一郎 2001年 講談社ブルーバックス
ギャンブルは、数学の法則に従うことを解き明かす本。
ギャンブルの必勝法っていうんぢゃなくて、どうしたら負けちゃうかの解説。
最初に、確率論の話があって、次に、期待値・控除率の解説。
そして、独立事象と従属事象のゲームの仕組みについて。
独立事象とは、一回一回の確率が独立なもの、たとえばルーレット、
赤が続くと次は黒に賭けたくなるけど、基本的に次どちらが出る確率も2分の1。
従属事象とは、ブラックジャックのように、一度カードが出ちゃったら、
残りのカードが限られているから、そこから戦術が計算できるようなもの。
さらに、次の章が、主題かもしれない「大数の法則」の話。
つまり、どんなゲームも無限回くりかえすと、控除率の分だけ負けるってこと。
(勝つとしたら、ギャンブルして、分散を大きくするしかない。)
で、まあ結論というか、本からもたらされている教えは、
ランダム性というものを理解して、勝負(ギャンブル)するときはする、
それが何かに勝つコツってことになるんだろうなー。

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