先崎学 2003年 文藝春秋社
サブタイトルは「先崎学の浮いたり沈んだり2」、週刊文春連載コラムの単行本化第2弾である。
きのう採りあげた、映画『情婦』を見ようと思ったのは、この本に書いてあったからである。
「ビリー・ワイルダー監督の死」という章で、ワイルダー監督の作品のなかで最も好きなものとして『情婦』をあげている。
あるとき、友人と、いままで観た映画の中で一番は何か、紙に書いて見せあおうってことになって、ほんとは『情婦』って書きたかったんだけど、邦題がよくないので『アパートの鍵貸します』と書いたら、相手も同じことをしてきたっていう話。これを読んで、私は『情婦』を急いで観た。
ほかの話も面白いものばかりで、タイトルの「まわり将棋は技術だ」は、囲碁の棋士はまわり将棋がうまくて、手の中に「金」を4枚握ったときにセットして、好きな数を出せるという話である。インチキぢゃないよ、技術だよっていうんだけど、すごい。サイコロよりは簡単なのかな?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/25/1247b44ec1c5f6992100418cf2887a45.jpg)
サブタイトルは「先崎学の浮いたり沈んだり2」、週刊文春連載コラムの単行本化第2弾である。
きのう採りあげた、映画『情婦』を見ようと思ったのは、この本に書いてあったからである。
「ビリー・ワイルダー監督の死」という章で、ワイルダー監督の作品のなかで最も好きなものとして『情婦』をあげている。
あるとき、友人と、いままで観た映画の中で一番は何か、紙に書いて見せあおうってことになって、ほんとは『情婦』って書きたかったんだけど、邦題がよくないので『アパートの鍵貸します』と書いたら、相手も同じことをしてきたっていう話。これを読んで、私は『情婦』を急いで観た。
ほかの話も面白いものばかりで、タイトルの「まわり将棋は技術だ」は、囲碁の棋士はまわり将棋がうまくて、手の中に「金」を4枚握ったときにセットして、好きな数を出せるという話である。インチキぢゃないよ、技術だよっていうんだけど、すごい。サイコロよりは簡単なのかな?
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