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好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

現代日本の選挙

2009-08-18 18:11:37 | 読んだ本
小林良彰 1991年 東京大学出版会
選挙はじまるんで(ブログ編集画面の「公職選挙法にご留意いただきますようお願いいたします」という注意書きを見るまで今日が公示日だなんて忘れてたけど)、選挙の本。
だいぶ前の本なんで、分析の対象になっているのは、1986年衆参同時選挙、1987年統一地方選挙、1989年参議院選挙、1990年衆議院選挙です。
帯に「選挙制度改革による衆議院小選挙区推定当選者一覧掲載!」ってあるんだけど、これは、当時の選挙制度はいわゆる中選挙区制だったんんですが、本書の後半で小選挙区にした場合のシミュレーションを行ったことを指しています。
どーしても選挙の本って、そういう誰が勝つとか落ちるとか週刊誌ネタみたいな部分が注目されんだけど、そんなことを言ってんぢゃありません。
投票行動をきちんと分析することによって、選挙結果を政治家たちの都合のいいように勝手に解釈させないこと、有権者の意向をより反映させるための選挙制度を考える必要があるってことをテーマにしています。



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