many books 参考文献

好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

博士の異常な愛情

2009-03-11 20:41:43 | CD・DVD・ビデオ
スタンリー・キューブリック監督 1963年
きのうの続き。
っていうのは「愛しあってるかい」を読み返してたら、
清志郎のインタビュー(ほかのメンバーと同じ65問のQ&A)で
Q.もう一度観たいと思う映画は?
A.「博士の異常な愛情」
ってあったのに気づいたんで。

「博士の異常な愛情」は、「ブルース・ブラザース」と並んで、
私の好きな映画のひとつなんだけど、
どこどうやって、このフィルムを知ったのか忘れてた、
たぶん、この清志郎の発言から入ったに違いない。

映画のなかみについては、ここには書かない。
でも、とにかくサイコー。

ちなみに「愛しあってるかい」掲載のQ&Aは、ほかの項目も面白いっす。
Q.今のメンバーが揃ったきっかけは何ですか?
清志郎「整理整頓。」
チャボ「財産目当て。」
リンコさん「全員音楽が好きだったこと。」
新井田耕造「なりゆきで。」
G2「運命。」

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愛しあってるかい

2009-03-10 16:31:12 | 忌野清志郎
1981年JICC出版局 月刊「宝島」特別編集
定価980円ってなってるけど、たしか高校生のころ古本屋で買った。
RCサクセションの本です。
RCの歴史とか、メンバーの履歴書とかインタビューが載ってます。
おもしろくて、当時は何度も読んでました。
それこそ、欄外のちっちゃい文字まで。
だって、欄外にまで清志郎語録なんて貴重なものがあって、
>ミュージシャンという言葉は気取りがあって嫌いだ。
>バンドマンと言って胸を張っていたい。
>職務質問をされても堂々と「バンドマン」と答えるよ。
とかって、名言が書いてあったりするんですから、油断できない。

※2024年12月27日追記
コンテンツは以下のとおり。
RC PHOTO SESSION
 ・INTRODUCTION
 ・特別あつらえ面白写真館『RCの異常な愛情』
 ・ギンギン・ステージ写真集
1.RC LIVE ON PAGES
 ・RCのステージをリハーサル・楽屋裏のメイク風景から誌上に再現
2.RC INTRODAUCTION
 ・忌野清志郎コーナー
 ・仲井戸麗市コーナー
 ・小林和生コーナー
 ・新井田耕造コーナー
 ・柴田義也(ゴンタ2号)コーナー
3.RC SUCCESS STORY
 ・15年間の抱腹絶倒の偉人伝
  第1章 その誕生と事情(1966~1968)
  第2章 そのデビューと事情(1969~1973)
  第3章 その低迷と事情(1974~1978)
  第4章 その復活と事情(1979~1981)
  第5章 その今後と事情(1981~2001)
4.RC FICTION
 ・自伝的書下し小説13枚一挙掲載!
  『MY SWEET SOUL TOWN』
 ・超傑作エッセイ
  『天才』―“北の湖”と“江川卓”についてふれる by忌野清志郎
 《突然付録》仲井戸麗市詩集
 《滑り込み付録》PLEASE ROCK ME OUT! RC in HIBIYA '81.5.30~31
5.RC NON-FICTION
 ・RCの公式ファンペーパー『軽罪新聞』コーナー
6.THE SIMPLE SONGS
 ・清志郎の未発表作詞ノート大公開!
7.RC DISCUSSION
 ・BEFORE/編集前のメンバーとスタッフのミーティングの記録
 ・AFTER/編集後のメンバーとスタッフの反省会の記録
 ・ENCORE/メンバー+スタッフ大顔見世興行
 《特別付録》謝罪文

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落語百選

2009-03-07 20:35:00 | 読んだ本
文庫4冊ですが、春夏秋冬別に、百話が収められてます。
当然、落語なんで、言文一致体の極致たる語り口調です。
タイトルから、どんな話だっけ?って、ちょっと調べんのに便利。

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落語の国からのぞいてみれば

2009-03-06 20:08:23 | 好きな本
堀井憲一郎 2008年講談社現代新書
というわけで、
>DVDも出ていますが、DVDで落語を見るほど人間、落ちぶれてはいけません。あまり落語慣れしてない人は、絶対何があっても歯を食いしばってDVDには手を出さないように
と書いてある本。私の好きなライター、ホリイ氏の著作。

DVDに関しては置いとくとして、内容は面白いです、この本。
数え年っていうのは、社会に何年いたかってことが、
個人の誕生日が何月何日ということより大事だってことだとか、
○代目△△って、名前を継いでいくのは、
個人よりも、その名前が社会にとって大事だってことだとか、
社会に独りもんがいるのはよくないので、周りがせっせと周旋したとか、
まあ、そういう話。
そーゆー事例ばっか並べると、個人より社会的要請が優先されるみたいな、
あぶない思想語ってるみたいに思えるかもしれないけど、
そうぢゃなくて、時代背景として、そういう考え方の違いがあるっつーだけで、
そのへんわからないと、落語もわからないよということです。
(…でも、いまの世の中がヘンっていうのは、そうだっていえばそうなんだけど)

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立川談志古典落語特選

2009-03-05 20:46:39 | CD・DVD・ビデオ
しつこく続きで。
よせばいいのに、DVDまで持ってます、私。5枚組。
第1集「ずっこけ」「居残り佐平次」
第2集「代書屋」「つるつる」
第3集「芝浜」
第4集「松曳き」「野ざらし」
第5集「子ほめ」「粗忽長屋」

落語ファンってぇものは落語のビデオ・DVDは見ちゃダメだってぇのは、買った後に知ったことで。
素人としてはときどきは映像で見たいんだから、しょうがない。

だけど、ここに収められている「芝浜」は、立川流顧問の吉川潮氏が当時“近年最高の出来と評判だった『芝浜』である。解説のタイトルだけ紹介する。「この日『芝浜』を演じたのは、立川談志の姿をした神であった」 どうです? 観たくなるでしょう?”と評してるんだから、やっぱ観たほうがいいですよねー。

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