many books 参考文献

好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

SCANDAL

2020-04-11 19:02:53 | 荻野目ちゃん

荻野目洋子 1994年 ビクターエンタテインメント
そういうわけで外出自粛の御時勢なんだが。
べつに、私なんかは、もともと用もないのに外を出歩く感じでもなし、家にいるのは特に苦にならない。
人混みなんて嫌いだしね、どっか行きたいとこがあるわけでもなし。
それにしても、こないだ地元のスーパーに買い物に行ったら、入り口しぼって店内入場できる人数を制限してた。
それはいいんだけど、なかに入ったら、ほかのお客さんがけっこう人の接近に無頓着なので驚いた、特にご高齢の方々ということになるかな。
こっちは手にとりたい商品あっても他のひとがいたら、そこの棚に近づかないで離れて待ってんだが、ほかのひとは私が商品みてると平気で隣に近づいてきたりすんだよね。
逃げ回るようにして店内歩くことになってしまった、あれぢゃ何のためにお店側が入場制限してくれてんのかわかりゃしない。

閑話休題。
ぢゃあ、ウチでなにしてるかっていうと、たいしたことをするわけでもなく、マンガ読んだり本読んだりしてんだけど。
ヒマなわりに観ないから録り溜めただけでハードディスクの残り容量が気になっちゃうくらいの映画もあるからボチボチ観たり。
ここんとこ、また忌野清志郎を聴くのが増えてるような気がする、地震の後もそうだったかもしれない、ピンチになるとキヨシロー呼ぶのかも私のなかでは。
それでも、きょうは、荻野目ちゃんが聴きたくなったので、どれでもオッケーなんだけど、このアルバムを出してみた。
けっこう好きなんだよね、このアルバム、聴いてて気持ちいい。
音楽について詳しく説明する知識も語彙もないんだが、なんというか音に厚みがある感じ、深みかな。
なにがいいんだろ、アレンジ? そのへんはよくわからん。
シャララ… 恋をしましょう や 恋は Peacock Paradise 私を見て なんかのフレーズも元気が出てよろしいんだが。
くちびる 重ねても ホントの愛を感じなきゃ なんかが荻野目ちゃんの作詞だと知ると、ドキッとしたりして。
でも、きょうのところは、前から好きだけど、「風のように、翼のように」がいいな、やっぱ。
風のように 翼のように 心 自由自在に行きたい
のとこも、もちろんいいんだけど、
いつまでも 泣いていられない
とか、
思い出のアルバムと 借りたままのCD
とかってとこが、よく響いてくる。
やっぱ荻野目ちゃんの歌唱がイイっす。
1.Sha-La-La
2.恋は Peacock Paradise
3.くちびる重ねても
4.二人だけのHarmony
5.風のように、翼のように
6.もう一度 I love you
7.形勢不利でも愛してる
8.Don't forget Maria
9.ジャンヌダルクの嘆き
10.SCANDAL
11.風のように、翼のように(a capella version)




…白状してしまうと、今日はなんだかケーキが食べたくなって、昼下がりに歩いて買いに行ってしまった。
お店は休みではなかったんで、無事持ち帰っての、おウチケーキ。
(喫茶部は休業だった、大丈夫かな、地域経済。)

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「専門家有志の会」の「いま、拡散してほしいこと」が、わかりやすくて、必読

2020-04-06 18:44:37 | Weblog

新型コロナウイルスに対して、どうしたらいいのか、
ようやく、わかりやすいサイトを見つけることができた。
拡散してほしいということなので、私に力はないし、そういうことするタイプの人間ではないんだけど、
いいことを教えてもらった御礼として、せっかくなんで、ここにリンク貼っときます。
新型コロナウイルス感染症に関する専門家有志の会
いま、拡散してほしいこと(4/5現在)

※この情報を知ることできた元々は、
 ほぼ毎日見に行ってる、棋士・片上大輔さんのブログ
 「必読です。」の言葉に心打たれました。

「不要不急」がなんなのか、誰かえらいひとに決めてもらわないと自分ぢゃ判らないひと、
人と会う機会を8割減らす、
それ実行してみたらいいと思います。
…8割が勘定できない? なら、もう全~部よしとくしかないのかもねえ?
(明日から学校休みだから行かなくていい、って言われなきゃわかんない子どもと一緒なのでは?)

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象工場のハッピーエンド

2020-04-05 18:43:15 | 村上春樹

村上春樹=文 安西水丸=画 昭和六十一年 新潮文庫版
やらかしてしまった。
去年の秋に、主に丸谷才一なんかを探しに地元の古本屋へブラブラしに行ったときに、これの文庫がたまたま目についた。
「あー、これねー、持ってないんだよな。今更感いっぱいだが、せっかくだから買っとくか」ってつもりになって、一緒に帳場へ持ってたんだけど。
最近になって、ようやく広げてみたんだが、あれれと思った、既読感がハンパではない。
いちばん「絶対これ読んだよー」と確信したのが、本編ではなく、巻末対談だったっていうのもヘンな話だが。
「水丸の丸」ってのと、「猫を放つ」ってフレーズが特にね、全然忘れてないものだった。
おっかしいなー、学生のときに単行本を図書館で読んだりでもしたかな、とも思ったんだが。
念のために、本棚の、村上春樹もの固まってるあたりを見てみたら、あったよ、『中国行きのスロウ・ボート』なんかの周辺に。
なんで昔っから持ってるもの、買っちゃうかな、単行本ならともかく、同じ文庫。
これはボケが始まったのではないかと、マジ心配というか、自己嫌悪になった。
このブログに以前とりあげて書いていないか、そこは検索して調べたら無かった、なんで飛ばしたのかは自分でも不明。
ということで、実にひさしぶりに読み返したということになるが、中身は改めてどうこういうことはなく、二人のコラボ。
ちなみに本書のなかの「鏡の中の夕焼け」が、二人が一緒にやったのの最初のものだという、言葉がしゃべれる犬の出てくる面白い話。
村上さんの短い文章と、水丸画伯の絵だが、巻末対談によると、「絵と文がまったく別でしたね(村上)」「この中で、村上さんの文章を読んで描いたものはひとつもないです(水丸)」ということなので、別々につくったものをドンと合わせたってつくりらしい。
ふーむ、それで一冊できちゃうというのもすごいというか、なんというか。
私が好きなのは(昔も今も)、夢みたいにぴったりとくる万年筆を作ってもらう「万年筆」と、スニーカーの発明者をめぐる逸話をかたる「マイ・スニーカー・ストーリー」といったとこ。
コンテンツは以下のとおり。
カティーサーク自身のための広告
クリスマス
ある種のコーヒーの飲み方について
ジョン・アプダイクを読むための最良の場所
FUN、FUN、FUN
万年筆
スパゲティー工場の秘密
マイ・ネーム・イズ・アーチャー
A DAY in THE LIFE
双子町の双子まつり
マイ・スニーカー・ストーリー
鏡の中の夕焼け
サヴォイでストンプ
巻末対談 安西水丸・村上春樹 画家と作家のハッピーエンド

(この写真は私が昔から持ってた(本棚で眠ってた)ほうのもの。)

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それでも花は咲く

2020-04-04 18:37:10 | 横浜散策

なんかひどいことになってますが。
用事があって(←なんでこんな言い訳する?)外へ出て、公園を通り抜けると、いつもの春のようにチューリップが咲いていた。


いいよねえ、なんだかんだ言って。
なんだかんだっていうのは、わざとらしく植えた成果だから、そこ感心したくないって私の心理を指す。
だって、ほかにもいろいろ街に仕掛けをほどこしていってんだけど、そのせいで住民税が高いんである(笑)
自然に生えている緑と咲いている花なら、なおいいんだけどという気になってしまう、どうしても。
本日ぢゃないけど、桜の咲いてるとこの写真もあるので、ついでに並べておくか。



植物はえらいからねえ。
人類が滅びちゃったら、あーっという間に(←地球の歴史という時間からみてってことだけど)植物が地表を覆いつくすんだろうと思うと、その生命力はおそろしい。

んー、それにしても、先月から『復活の日』を読み直したくて本棚探してんだけど見っからない。
どこやっちゃったんだろう、十代前半のときに読んだ古い文庫を持ってたはずなんだけど。

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