更新するエネルギーが不足。過去最高レベルかもしれません。
競技について触れたいのですがそれに至らず。モチベーションの部分もあります。前から書いていますが「陸上競技」の指導をするつもりでしますが、そのかなり前段階で止まっています。改善されているかどうか。雰囲気を良くするために声を出す。そう伝えると本当に「声を出す」だけになっています。大きな声は出るようになりました。それは何を意味するのか。
木曜日は激体調不良で職場に行ってメニューを作って渡して帰宅。そのことに関して一人だけ「先生がここまでしてやってくれることに対して感謝したい」という内容を書いていました。もちろん、一人だけですが。練習をしたい。そういう時に黙っていても練習メニューが提供される。どれだけ考えてメニューを作っているのかをくみ取るというのは当然ありません。高校生ですからそんなものかもしれません。
かなり体調が悪かったのもあります。私が不在だった木曜日の練習はかなり少なめにしていました。時間通り終わる予定。それが終わらなかったようです。理由は「いつもよりダラダラしていた部分があった」からと。いやいや、こうなるともう何をやっているのか分からなくなり案す。
4月以降、練習計画をしてすべてを消化したことがありません。3月までは間違いなく同じ量を消化していました。人数が増えたのはいいのですがそれによりロスが大きくなっている。やりたい練習の8割くらいしかできていない。その積み重ねです。量を減らして確実にできるようにしていたのですが。水曜の朝に行った懸垂のダメージが大きかったという話をしていました。うーん。どうでしょうか。
無駄な時間がかなりあったようです。結局、私が声掛けをするから急ぐだけではないか。そういう部分も考えないといけないと思います。自分たちのための練習をしていない。一生懸命にやりたい者もいると思います。なんとなく参加しているだけの者もいると思います。それで本当に意味があるのか。どこに合わせるのか。時間を作り出すとしても行動が遅い者を待っていたら上手くいかない。
「楽しくやりたい」という考え方。本気になってやらなくても適度に体を動かしてそれなりにやればいい。ある方と話をしているときに「選手登録をしない部活動」の存在を知った。卓球の話だったが部活動には所属する。練習は適度にやる。しかし、試合には出ない。選手登録をしないで部活動の時間だけ卓球を楽しむ。そういうやり方でやっているところがあると。これはすごい発想だと思います。生徒自身が「試合に出たくない」と考えているようでした。そうであれば「ピンポン」をするだけですから楽しいと思います。
この形であれば勤務時間が終わるまでの16時50分まで参加してそれ以後は帰宅するという形でもいいのかなと感じました。競技をするのではなく「身体を動かす」ことが大きな目標ですから。お互いにストレスを感じないで時間を過ごすことができるのではないか。そう感じました。
メニューを作る。これは当たり前ではない。他校ではメニューのない中で自分たちで思いつく練習をしているところもあります。意図のある練習ではなく身体を動かす中でなんとなく結果が出るという部分もある。手をかけすぎ。そういう部分もあると思います。「メニューがあるのが当たり前」だからこちらが考えてメニューを組み立てても消化せずになんとなく満足する。2年生女子が「よくできている」とは言い切れませんが、メニューが消化できなかった部分を2人で残って最後までやっています。この部分を見て何を感じるのか。
水曜日。数日間の出来事を思い返してみるとやはりきついなという感じがします。何がきついのか。これも分かりにくい部分かなとは思いますが。自分の理想と現実を受け止めていく必要がある。今の環境の中で何をするのか。そこだろうなと思っています。「幸せの青鳥」でしょうか。
朝、思うことがあって鉄棒をすることにしました。前任校ではハンドゴールを使って2日に1回は懸垂的なことをやっていました。鉄棒がなかったのでそれで代用していたのですが。今の学校になって鉄棒まで歩いて80mくらいあります。その距離の移動が練習の流れの妨げになるので実施してませんでした。しかし、「筋力」のことを考えるとやはりこういう部分が必要なのではないかと感じました。
色々なトレーニングをします。しかし、それが本当に走りに生かされているのか。ロープのぼりなども入れていますが登る距離が短い。自分の体重を上半身で支えることができるのかどうか。見てみようと思って実施。ほぼ壊滅でした。トレーニングはかなりやっていると思います。しかし、それば全くつながっていない。与えられたメニューをやることだけになっている。ここに気づきました。1年生女子は懸垂どころか鉄棒にぶら下がっておくだけで限界が来ます。この状況で「走る」ということができるのか。
自重を上半身で支えることができない。懸垂では広背筋を使います。腕だけではない。1年生女子は自分の身体を持ち上げることができない。こういう部分だと思います。脚上げ腹筋に関しては男子がほぼできない。トレーニングをやっているとしてもこの状況であれば「無意味」に近いものがあります。
ウエイトトレーニングであれば重量が上がっていくので「負荷をかけている」というのが分かります。しかし、道具を使わない補強であればそれが目に見えない。筋力的に向上しているのかどうかは分かりにくいのです。実際に懸垂をやらせてみてこれだけできないというのであれば「効果が出ていない」というのが明らかです。与えられたことをやっているだけなのかもしれません。これでは勝負にならない。はっきりと分かりました。
前任校と比べてこの部分は明確に違うなと感じました。ハードなことをやるというのではない。きつい練習をすることが目的になっていなかったのです。自分の身体をうまくコントロールするという感覚の中で練習を積み重ねる。その部分が不足していました。バランス系などを実施していますが根本的な「自分の身体を支える」というのができていない。もちろん懸垂が出来たら速く走れるという話ではありません。根本的なものの考え方だと思います。
これが「強くなりたい」という想いが強い選手であればある程度の練習をすればそれに見合うだけの負荷がかかるのかもしれません。しかし、今の状況出れば「どうやってメニューを消化するか」がメインになっている気がします。それは何かを生み出すことになるのか。身体を動かすという意味では効果があるかもしれません。しかし、速く走ることを目標にしているのであればこれは違うかなと。「強制的な負荷」をかけなければいけないのかもしれません。
後日談になりますがここで懸垂をした結果、翌日は上半身がバキバキになって練習がきちんとできなかったということでした。それはどうなのか。懸垂をしたくらいで上半身が使えなくなるというのであればこれまでの練習の効果はどこに出ているのか。本当に考えさせられます。
振り返って記録だけしておきます。
火曜日。この日は本当にストレスに感じることがありました。体調不良はこの日から始まった気がしています。大きなストレス。ちょっと半端ない感じでした。どこまで妥協するのか。どこまで受容するのか。自分でも分かりません。かなり感情的になっていましたが諭されて我慢。我慢。我慢。そこまで我慢しておかなければいけないことなのか。
色々あって練習に参加できたのは1時間程度過ぎてからになっていました。これにより練習前半の状況が分かりません。これも仕方ないことだと思います。本当に大切なことは何かを考えたいと思ってはいます。
バランス系をやってから股関節サーキット。Dm投げ∞とシャフトトレーニング。筋力的な部分をどうにかしたいと思っています。時間がかかりますがやはり練習のメインはここにあると思っています。技術的な部分も重要だと思いますがそれ以上にやるべきことがある。ここまでは他の部活の選手も一緒に参加してもらいました。そこで結構手間取ったという話です。ここも重要かなと。
加速段階の練習を入れました。これは冬期練習にやっていたメニュー。様々な動きを入れながら加速の動きを意識します。「A」「B」のメニューを実施しています。タイヤ押しなどは1年生は初めてかもしれません。この部分でもかなり時間を要したということでした。私が練習に到着したころにはこのメニューが終わりかけでした。ここで電話することがあったので細かい練習は見れていませんが。
加速段階を作ったので今度は中間へ。スイッチング+片足スキップで進む感覚を作ってBDM。中間の動きです。この日のメインは「40↑30→」でした。中間での脚運びと重心移動を作る。これができるかどうか。うちの練習としては珍しく3本やって5分休憩、もう3本という形で実施しました。どの段階で身体が進むのか。中間マークで届くのか届かないのか。どうすれば進むのか。ここは考えてもらわなければいけない。地面に足が着いている時間は限られています。それ以外の時間に進んでいる。その理解は必要だと思います。
シャフト補強をやって最後に無理やりTDMを。本当はもう少しやりたいことがあったのですが。ここ最近、毎日のように練習メニューがカットされています。メニューが多すぎるという感覚はありません。これまでであれば間違いなく時間通りの終わっていた内容です。特にこの日は通常よりも30分は早く終わるだろうと考えていました。それができませんでした・・・。うーん。これはよくない。
時間が余れば自主練のような形で補強をしようと思っていたのですがそれどころか不足してしまう。この理由をしっかりと考えていく必要があります。筋力不足が目立ちます。基礎的な筋力がない。結構やっていると思っていましたがまだまだ時間がかかります。
自分の中でやりきれない感情があふれています。それでもやるしかない。そう感じています。
水曜日の夕方からかなり体調が悪くなりました。少し前から「うーん」という感じがあったのですが、水曜日にはくしゃみが止まらない。悪寒が走る。
ちょっとストレスがたまることがいくつか重なりました。これはなかなか表現できない。ここに記すには値しない内容です。こんな状況で何を求められるのか。何をするのか。部活動の在り方の根底から考え直す必要があるのかなと思っています。
木曜日、職場には行きましたが最低限のことをやって帰宅。このことが私にとってどれだけのことか。ほぼ休みません。特別なことがあっても休まない。それでもこの日は限界でした。
折しもこの日から中国大会が始まります。前日ですが移動日になるはずです。それが原因ではないかと言われもしましたが残念ながら全く違います。人生初のめまいがして立っていられない状況になりました。
身の振り方自体を考えたいなとも思います。
思うことを。
競技を通じて何を思うか。何を考えるか。ここはすごく大切なことだと思う。何が必要なのかを見失うといいことにはならない。もちろん、競技で結果を出すことは大きな目標の一つ。結果を出しさえすればそれでいいのか。それも違う気がする。これは価値観なので人それぞれだと思う。何が正解で何が間違いなのかは誰にもわからない。
部活動は教育活動。その部分は外せない。競技だけやるというのであればどこでもできる。価値観の変容があるかどうかも大きい。毎日指導をしているとどうしても「近視的なものの見方」になりがち。その時その時良ければそれでいいという感覚になってしまう。ここは気を付けなければいけないなと感じている。それが長期的に見て本当に「生活につながるのか」は重要な部分。
これまでは「100%求める」という指導観だった。これは互いに息が詰まる部分がある。が、教育として「目指すところ」があってそれに向けて進んでいくためには「明確な理想」が必要になる。これも考え方。自分自身、「妥協する」というのが苦手。妥協すると良いことはない。しかし、全ての選手に100%を求めるのは難しい。だから「生きにくい」と感じるようになる。私自身、社会不適応なのかもしれないと思うことは多々ある。
目指すところははっきりと持ちたい。しかし、そこに向かう過程で全てを完璧に求めていくのはほぼ無理。だからといって適当にやることを許すことも違う。兼ね合いが非常に難しいというところがあります。「やればいい」という部分を許容するかどうか。自分の中での感覚。折り合いをつけながらやっていかなければいけない。
土曜日の続き。
前の記事に書いたようなことがあったので練習開始自体が遅れました。それでもやるべきことはろやろうと決めていたので。時間がかかってもやる。それしかないと思っています。うちは中国大会がない。実感がわかない部分はあります。これまで「行くのが当たり前」でした。昨年の県新人の時点で厳しくなるのは分かっていましたが。目の前にやるべきことがない。調整練習を要しないのであれば徹底的にやりたいなと思います。精神的にもしんどい部分があるとは思うのですが。
バランス系を。この日は意図的にBDの上でも実施しました。ある程度やっているのでできる選手にとってバランス系は確認作業です。しかし、本来狙いとする部分に近づくためには「不安定の中でのバランス感覚」を必要とします。安定している場面ではなく不安定な場面での安定(理解しにくい表現)。BDで不安定を生み出してその中で軸を作っての安定。
股関節強化サーキットを実施してからDM∞。下半身だけに特化せずにバランスよく強化する感覚を持ちたいと思います。何か一部分だけ強化されても結局はそれが走りにつながらなければ意味がなくなります。全体を見ながらのトレーニングにします。セラバンド補強をしてからハードル股関節。少しずつですが変わってきているなと感じています。やりたい動きがあっても基礎筋力がなければできない。まだまだ基礎的ない部分は不足。やり続けたいですね。
DM投げの「瞬発系」も。まーDM投げ自体が全身を使っての瞬発系ではあるのですが。連続倒立をしたり台から降りてその反発をもらいながら投げるなどのちょっとした工夫をしながらの投げ。技術的な部分もやりますがある程度「自分で感じながらやる」という部分も必要。やるだけではないという感覚を持ち続けてもらいたい。これはしつこく言いますが結局は選手次第。
走る練習をメインにしたいと思っていたので「台ドロップ」「台片足ジャンプ」「スイッチング」を。走練習やジャンプ系をやるとシンスプリントになる選手が出てきます。これは避けて通れない部分ではないかと思っています。休んだら治るかもしれませんが根本的な部分を改善しなければいつまでも同じ症状が出る。足首の固定や接地のポジションを改善することで大きく減っていくと思います。この辺りから少しずつ練習を抜けていく形になりました。
スイッチングをやってから「スイッチング&片足スキップ」を。これも前の記事に書きましたが前任校でやっていたメニューです。スイッチングの動きとスキップは連動していると思います。段階を追って走りを作っていく。なぜその動きをやっているのか。そこを理解しながらやる。実際に組み合わせることで何をやろうとしていているのかを感じ取ってもらいたいと思っています。意味はある。
スタート5歩をやってBDM走を。前日にやろうとしてできなかった部分です。TDM走はかなりやりますが、ここ最近はBDM走をやっていませんでした。B走をやる。これは上述の「スイッチング&片足スキップ」と繋がるものがあります。どうやって前に進むのか。体幹を保ちながら進むためにどうするか。こういう部分は大切。意識的に動きを覚える部分と無意識に動きを覚える部分を組み合わせながらやっていくことで現状の打破ができるのではないかと思っています。30-40-50を2セット。
で、この日も120-120-90を。3月くらいからほとんど走らなくなっていました。やはり1週間に2~3回は120は走りたい。走っておかなければいけない。その中で感じ取る部分が出てくる。120mは段差スタート。距離設定を変えてもいいかなという気がしたので男子と女子で走る距離を数メートル変えました。段差スタートするときもあれば距離でハンデをつけるときもある。遅い者ほど走る距離が短くなるという感じでしょうか。それでもいいと思っています。いかに冷静に負荷をかけ続けられるかが重要。距離ではないと思っています。
少し前に比べると競争ができています。男子が少し走れるようになっているので女子が逃げていく中で競争になります。まーこの時点で実際に走っているのは部員の半分なのですが。他の者は補強をするということだったので。
走練習がきちんとできる者はそのままシャフト補強へ。ハードです。今しかできないことがあると思って取り組んでいます。妥協しない。もちろん故障のリスクもあるので様子を見ながらになりますが。補強をやっている者。普通にやっています。これでは差がつく一方。ということで別途メニューを決めて「追い込む」ことにしました。怪我をする。仕方ない部分もあると思います。しかし、怪我をしないように自分自身でケアをしているのか。待ち時間座っているだけではないか。本当にできることをすべてやって怪我をするのと何もしないで疲労が蓄積して怪我をするのでは意味が違います。
「痛いので抜けます」というのを否定はしません。無理はできませんから。しかし、一人が「抜けます」と言い始めると次々と抜けていきます。「一人ではない」という安心感もあるのだと思います。差がついていくという感覚を持ってもらいたい。別グループになったことで安心してもらうわけにはいかない。ということで長距離のマネージャーに手伝ってもらって「ひたすら補強」をすることにしました。「怪我をしたら練習がきつい」という感覚を持たせる。好きな補強を好きにやればいいという時間にすると居心地が良くなるので。休まずに補強をし続けました。
走っている者はシャフト補強終了後、股関節補強をやってランジサーキット。これは「止める」ことで筋肉に負荷をかけるパターンのもの。mtm先生から教わったものを導入。久々にやりました。こういう部分もきちんと見直しながらやっておきたい。メニューが幅広くなるのですがすべてが必要。終わってから一度BDM走を1セット。補強はセット間の休息というイメージでしょうか。休みにはなっていませんが。走るために準備。
最後にもう一度120-90-60。走る量としてはそれほど多くないと思います。しかし、それ以外が多い。かなり多い。疲労感はあると思います。フレッシュな状況で走るということにはなりません。それでいいと思っています。時にはもっと疲労度がないときに走るほうがいいのかもしれませんが。2週間ずっと負荷をかけ続けています。かなりきついと思います。分かり切っていることです。それでもやり続ける。それしか自分たちの力を上げていく方法はない。そう思っています。
栄養補給のことを話しました。選手によっては昼食を「おにぎりだけ」という者もいると。身体づくりです。食べたもので自分の身体ができます。練習後にきちんとした食事をしなければ走れるようにはなりません。この部分も含めて指導していかなければいけないなと感じています。まだまだやることは多いと思います。覚えることもやることも多い。その中でどうするか。
しっかりとやりました。前向きに取り組んでもらえたらなと思います。比較的雰囲気は明るかったと思います。これが続けばいいのですが。