かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

ケアンズ その4 スカイレール

2007年08月24日 | Australia
今回の旅行は、晴れ時々曇り時々シャワーという日ばかりで、一日中好天という日は、なかった。

スカイレールというのは、世界最古といわれる(世界遺産の)熱帯雨林を見下ろしながら、ロープウェイで、キュランダという高原の村に行くという大胆な乗り物(何故、スカイレールという名になったのかは不明。どうせ造語にするなら、オーヴァー・ザ・ジャングルなんて、いかが? レールもないのにスカイレールというのは、違和感がある)。
その建設に当たっては環境保護の精神に逆行するということで、大反対運動が起こったらしいが、資材をヘリコプターで運ぶことにより、森林伐採面積を最小限に押さえ(別荘4軒分という)、35億円を投じて、1995年に完成した。高いところでは、40m以上ある。それでも、ジャングルの木々すれすれの所があり、ジャングルの木の根元までは、臨めない(ほど深いジャングルということ)。

全長7.5kmは、世界最長らしいが、最高地点のレッドピーク駅で、乗り換えが発生するので、一本のケーブルのロープウェイとしては、苗場が世界一なのだそうだ。アルプスに行けば、もっと長いのがありそうだが。

最初に天気の話をしたのは、絶景の景色のはずだったところが、雨+霧で、十分には楽しめなかった無念さが印象に強く残っていることによる。

写りは悪いが、写真を3枚。



これは、乗り換えのレッドピーク駅から見たヤシの木。葉っぱの元になるゼンマイみたいな部分が、中心に見える。このロープウェイでは、景色を眺めるだけではなく、ジャングルの中を散策できるように、各駅には、散歩道が作られている。



これは、ちょっと霧が晴れたところ。ジャングルの上を行くスカイレールの様子がおわかりいただけると思う。



昨日行ったバロン滝を、スカイレールから見下ろした光景。この滝を見るのは、これで2回目。上から見下ろすと、小っちゃく見える。
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