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実用的な統計の利用方法

2011-08-13 17:35:52 | 11期生のブログリレー

こんにちは。11期生の静永です。

突然ですが、先日、統計の専門家のお話を聴く機会がありました。

統計の技術的な話は難しいと思うのですが、今回聴いた話は、医学(疫学)を中心に、統計は以下に実用的な面で役立っているか、応用によって様々な分野に役立たせる可能性があるかという話でした。

色々な話があったのですが、一つの例として紹介されたのが19世紀のロンドンでのコレラ地図。コレラが流行した時に、John Snowという人がロンドン地図にコレラ患者が発生した場所を記入していった地図の話です。(これはあまり統計っぽくない話ではないですが)

(図はwikipediaから)

この地図で調べた結果、コレラ患者はある井戸の近くで発生していることが見つかり、その井戸を使わなくすることで予防につなげたと言う話でした。

コレラ患者発生という現象に対する原因は何だったか?

  • コレラ菌に感染した
  • ある井戸を使った


どちらも原因と言えます。

ここで「どちらが対策を打てるか?」を考えた場合、19世紀のロンドンでは間違いなく後者「井戸」になります。

他にも色々な話があったのですが、「疫学+統計」という世界では、このように「因果関係がある」かつ「対策を打てるもの」を探すのに使われているそうです。「喫煙とガン発生の因果関係」「排水と公害病との因果関係」「ある薬とある病気治療との因果関係」など。

とにかく、ある現象と、対策を打つことができそうな原因と、相関関係があることをデータで示すために、統計学は役立たせることができるということでした。この文章でどこまで伝わるか分かりませんが、興味深い話でした。

とにかくどんな因果関係でも示せるとのことなので

  • あるメソッド導入すれば社員のモチベーションが上がる
  • 育成塾に参加すれば収入が上がる


といったことも「専門家による統計学からも証明される」ということもできるのかもしれませんね。

統計専門家へご紹介できるかもしれませんので、もし「何か因果関係を証明したい」ということに興味がある方は、お知らせください。

相変らずまとまりのない文章になってしまいましたが、最後までお付き合い、ありがとうございました。

コメント (1)
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