今日は、夏後半の遠距離出張にでました。岐阜県の飛騨に来ています。
昨夜、遅くに東京から静岡に移動。到着と同時に、ゲリラ豪雨的な大雨で、ずぶぬれになりました。
夜中中、ものすごい雨でしたね。
今朝、静岡を出て、名古屋で途中下車。いつもお仕事をいただいている客先に挨拶に立ち寄りました。名古屋は、真夏日の晴天。
静岡では雨傘、でも名古屋では日傘に早変わり! 気持ちよい青空が広がっていました。
お客様とは普段メールと電話だけのつながり。でも仕事は円滑に進みますが、やはり、フェースツゥフェースのコミュニケーションは、必要だと実感しました。短時間でしたが、ランチを一緒にしながら、業界の話などしているうちに、最近のニーズもつかめます。
昨年も一昨年も、8月は、JICAの仕事でキルギスに出張していたため、3年ぶりの日本の夏。珍しく日本にいるので、この夏は、少しゆとりがあります。こんなときしか、ご挨拶に伺えないのですが、これは、逆にチャンスですね。
午後は、飛騨市へ移動。
ワイドビュー「ひだ」から飛騨川沿いの車窓を楽しみながら2時間半。あっというまでした。
飛騨市のホテルにチェックイン。
床が木です。正面のデスクは、掘りごたつ式。手前の座卓には座椅子があります! ビジネスホテルが圧倒的に多い中、とても、落ち着く和様折衷のレトロなホテルです。
その後、市内を散策。
まず、コンビニかない! でも、快適な街です。
建物も、陸橋も、木の温もりに溢れています。
「ほっとする店」という名前のお店。手書きのフクロウをモチーフにした手作り細工のお店です。
生活用水路に鯉が放流されています。生活の中に溶け込んだ風景です。
この用水路(瀬戸川)は、400年前に新田開発のために作られたのです。高度成長のときには、汚染してしまいましたが、住民の努力により、再び、きれいな川となり、鯉が放流されています。待ちの中に、こんなに鯉が泳いでいる光景を見たのは初めてです。
鯉のエサは100円。
母親に連れられた子供たちが、鯉にエサを与えている光景や、木造の温かみある街並み、山と川のハーモニー、とても小さな町だけど、都会では味わうことができない空間、気持ちが癒されます。
移動の車中は、いろいろと仕事の構想を練っていました。
いよいよ、秋の出張シーズンも近くなってきました。
人と人のつながり、そして、「義」と「礼」の大切さ、そんなことを実感した1日でした。
今日は、心の充電日、でも、貴重な客先とのコミュニケーションデーでした。