皆さんこんにちは。
8月の実務補習で人事管理担当になった新宅です。
今回は自己分析結果の活用について考えてみます。
数年前、とある企業研修で「モチベーション特性」というキーワードで自己分析をさせるワークを行ったことがあります。
詳しくは書けませんが、2元のマトリクスで
(1)組織重視 or 個人重視
(2)保守派 or リベラル派
に分類し、(1)×(2)の4パターン中、自分がどのタイプに属するかを把握する、といったものでした。
私は個人重視 × リベラル派というコテコテのわがままタイプでした!
このタイプは、
・専門性が発揮できているとき
・新しい観点・手法を実践するとき
・変革を求められたとき
にモチベーションが上がりやすく、
・専門性が軽視されるとき
・既存の文化に阻害されたとき
・ルール・規律にそのまま従うことを求められたとき
にモチベーションが下がりやすい。とのことでした。
このような情報は、社員側の視点で
・自己管理
・モチベーションアップ
・チーム内でのコミュニケーション
等に活用できますが、中小企業経営者の視点で考えた場合でも活用の余地は多々あります。
例えば・・・
・人員配置に活用できる。
・社員の動機付けを効果的に行える。
・社員のキャリアプランを考える(誘導する)際の根拠として使える。
中小企業は社員数が多くないため、経営者が「モチベーション特性」を把握した上で社員と直接コミュニケーションを取れば、社員は企業とのつながりを感じ、貢献意欲も増すのではないでしょうか。
PS.今回題材にさせていただいた研修ですが、当時受講したときは見せ方が上手く、斬新さと目新しさを感じました。
そして最近はこのような企画を採用活動に取り入れているとのこと。
企業研修、特にモチベーションや採用等の分野に関しては、専門性だけでなく企画力・運営力が重要ということですかね・・・。