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オガワサン

2011-08-20 23:24:03 | 11期生のブログリレー

11期生第1号、小山誠一郎です。



「タクシー1台、お願いします」
「承知いたしました。このお電話ですと、小山様でよろしいしょうか?」


先日、地方の街でタクシー会社に電話した際のこと。

この会社を利用するのは、まだ2回目。
初回に長距離乗車した訳でも、印象に残るようなやり取りをしたわけでもなく。

即座の応答でした。

 ”おっ”



自宅近くの散髪屋に通って5年半。
先日メンバーカードを無くしてしまったので再発行を頼んだところ、
こちらが伝えなくても名前入りのカードを作ってくれました。

ここの店長さんとは世間話をするものの、
名前で呼び合ったことは1度もありません。
初回にカードを作っただけ。

 ”おっ”



診断協会の会合で、東京支部事務局の方にご挨拶する機会がありました。
100人を超える出席者の中で、ふとした合間に30秒ほど。


「あの人は、一度会った人の名前は全員覚えている方なんですよ」

その紹介フレーズが決してお世辞でないことを、
1ヵ月後に身をもって知りました。

 ”おっ”

 


あるクライアント先でのこと。

社内でも中堅幹部のその方は、
私宛のメール返信1行目にこう書かれていました。
「小川さん」


その後、打合せでお会いした際は、「こやまさん」でした。
よかった。


でも次の返信メールは、
「小川さん」

さすがに、同僚の方が冗談交じりに返信してくれました。
「ちなみに、小川さんではなく小山さんですよ(笑)」


ところが翌週の返信メール。
「小川さん」


 ”おおぉぉぉぉうぉおおぉおぉぅおぅぅふっふー”

 


仕事をする。

人と協同する。

人に理解してもらう。

人に自分を認識してもらう。

人に自分を認識してもらう前に、
まず自分が相手を認識しておく。

そのためには、まず何から始めるべきか。

 


家を出れば、玉も石も歩いています。


石と思ったら玉で、

玉と思ったら石で、

石だったのが玉になり、

玉だったのが石になる。


とりあえず、人の名前を忘れない玉にならにゃ。

コメント (2)
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