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聞く人の立場に立った話し方を

2011-08-15 06:00:00 | 11期生のブログリレー
こんにちは。11期生の清瀬和彦です。

先日、勤務先の工場で、「お父さん・お母さんが働く工場を見学しよう」という夏休み特別イベントがありました。
工場従業員のお子さん(小中学生対象)を招待し、以下2つの内容を実施しました。

(1)工場見学 …生産ラインの間近に行って、ものづくりの現場、お父さん・お母さんの職場を見学する
(2)ものづくり勉強会 …工場でのものづくりがどのようにして行われているかについて楽しく勉強する

そこで私は、上記(2)の企画・準備・補助講師を担当しました。
参加するお子さんのほとんどが小学生低学年であり、一般の大人とは違って、
どんなことをすれば喜んでくれるだろうか、どんな説明をすればわかってくれるだろうか、
こんなことを不安に思いながら、他のメンバーと準備を進めていきました。
子供は正直です。つまらなかったら、表情や態度に表れてシラケた雰囲気になってしまう。
大人向けの勉強会企画とは違ったプレッシャーがありました。

迎えた当日、お子さんを前にして多少のアレンジを加えながら、なんとか無事に勉強会が終わりました。
おもちゃを使いながらの体験型勉強会にしたこともよかったのか、それなりに楽しんでもらえたようでした。

今回、このような会を担当し、改めていろいろなことを学ばせていただきました。
ここでは、強く感じた以下2点を紹介します。

1.相手に応じた言葉の使い方が重要

お子さん向けとあって、発言の際には使用する言葉に配慮しているつもりでした。
工場勤務者にとっては当たり前の言葉でも、お子さんには通じません。
できるだけ簡単な言葉、わかりやすい表現を心掛けていましたが、
それでもうっかりしてついつい日常使っている専門用語を使ってしまうことがありました。
一瞬、お子さんの頭の上に「?(はてなマーク)」が出てくることがありました。
やはり、お子さんの立場に立った説明が重要だと、何度も認識しました。

2.具体例を出しながらの説明が有効

理屈っぽい説明、難しい説明ばかりしても受け入れてもらえません。
できる限り具体的な例、例えば日常生活でよく体験していることを例に挙げて説明する方が
興味を持ってもらえますし、理解してもらえます。
今回、おもちゃの自動車やお金を使いながら説明したことにより、お子さんの興味を引くことができました。

私が今回感じたことは、お子さんが対象のときだけでなく、当然、それ以外の様々な人に対しても当てはまります。
職場のあらゆる場面での自分の説明や報告の仕方、家族・友人への話し方、
思い返してみると反省すべきこともたくさんあります。
「聞く人の立場に立った話し方」  このことをもっともっと意識していこうと思います。
コメント (1)
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