こんにちは。11期生の清瀬和彦です。
私の勤務先は製造業です。
そのため、社内外の製造現場を見る機会が多く、
また、自ら製造現場の効率化にたずさわることが、多々あります。
先日、社外より招いた製造現場改善の専門家と一緒に、
ある製造現場を見ました。
「○○工程を改善して生産能力が向上しました」
「ムダをなくして少ない人数で生産できるようになりました」
こんな報告を聞くことがありますし、
私もこのように報告することがあります。
これだけ聞くと能力向上や原価低減の成果に結びついたようにも
思えるのですが、実は、一概にそうとは言えません。
自ら担当する範囲内でできる改善はしたかもしれませんが、
会社全体で見ると、本当の成果につながっていない場合もあります。
自工程の能力を上げても他にもっと能力が低い工程があれば意味がないですし、
ある工程の人数が減っても他の工程で人数が増えると意味がありません。
自分の工程の前後工程、さらに会社全体、他の関連する会社まで、
全体を通して見る必要があります。
部分最適ではなく全体最適を。
先日もそう感じることがありました。
もちろん、このことは製造現場だけでなく、
あらゆる業種のあらゆる業務に当てはまります。
診断士として、常に全体最適の視点で見るように、
心掛けていきたいと思います。
私の勤務先は製造業です。
そのため、社内外の製造現場を見る機会が多く、
また、自ら製造現場の効率化にたずさわることが、多々あります。
先日、社外より招いた製造現場改善の専門家と一緒に、
ある製造現場を見ました。
「○○工程を改善して生産能力が向上しました」
「ムダをなくして少ない人数で生産できるようになりました」
こんな報告を聞くことがありますし、
私もこのように報告することがあります。
これだけ聞くと能力向上や原価低減の成果に結びついたようにも
思えるのですが、実は、一概にそうとは言えません。
自ら担当する範囲内でできる改善はしたかもしれませんが、
会社全体で見ると、本当の成果につながっていない場合もあります。
自工程の能力を上げても他にもっと能力が低い工程があれば意味がないですし、
ある工程の人数が減っても他の工程で人数が増えると意味がありません。
自分の工程の前後工程、さらに会社全体、他の関連する会社まで、
全体を通して見る必要があります。
部分最適ではなく全体最適を。
先日もそう感じることがありました。
もちろん、このことは製造現場だけでなく、
あらゆる業種のあらゆる業務に当てはまります。
診断士として、常に全体最適の視点で見るように、
心掛けていきたいと思います。