皆様こんばんは。
11期生の静永です。
以前このブログで、プロ野球チームの投手データの分析をしていた記事がありましたが、いつのまにか10月も中旬をむかえ、野球シーズンも大詰めとなってきました。
個人的には国内のプロ野球だけでなくメジャー・リーグにも関心があるのですが、メジャーの方は162試合のレギュラー・シーズンを終え、さらにプレーオフも終盤となり、今日ついにワールド・シリーズ進出チームの一つが、上原投手と建山投手の所属するテキサス・レンジャーズに決まりました。
もう一つのチームは、斎藤投手の所属するミルウォーキー・ブルワーズが劣勢に立たされつつも争っている最中です。
そんなブルワーズの主軸打者の一人に、プリンス・フィールダー選手がいます。覚えている方もいらっしゃるかと思いますが、元阪神タイガースのセシル・フィールダー選手の息子です。父親も阪神在籍後にメジャー・リーグでホームラン王を取り、ヤンキースでワールド・シリーズに勝ったことがあるのですが、プリンスも現在ではリーグを代表する選手です。
プリンス・フィールダー、今シーズン開幕直後数試合は少し成績が出なかったのですが、シーズン初の活躍をしたと言える試合で、こんなコメントを残しています。
"I've been feeling good the whole time. Unfortunately in baseball, it doesn't matter if you feel great or not. You can feel terrible and still get hits. That's just how it is,"
"[I'm] not letting results dictate how I'm going to approach it. Results aren't in my control, but I can control my approach and control my attitude."
「今までも感じは良かった。残念ながら野球では、感じが良いかどうかは問題じゃない。感じがひどくてもヒットは出る。そういうものなんだ。」
「結果に引き摺られて、アプローチを変えるようなことはしない。結果はコントロールできないけど、自分でコントロールできるのはアプローチと姿勢なんだ。」
(http://www.cbssports.com/mlb/gametracker/recap/MLB_20110406_ATL@MIL参照)
拙い意訳ですが、とにかく直接制御できない結果に振り回されず、制御できるアプローチなどに集中することが重要という趣旨のことを言っています。
目の前の仕事のこととか、短期的な視野から考えていると、とにかく結果である成果物ばかりに目が行って、結果が全てみたいな考えになってしまうことが少なくないと思います。ただ、野球選手がシーズン通じて打率や本塁打などで安定した成績を残すのと同様に、仕事でも安定した成績を残すには、直接制御できない結果に振り回されるのではなく、アプローチに重点を置くことが重要になりそうですね。
そして、コンサルという仕事は、そのような安定した成績を残せるアプローチを探し、提案し、導入していくイメージで捉えられるようにも思いました。
といった所で、ワールド・シリーズが日本人所属球団同士の対決となるように応援しつつ、今回はこの辺にしようと思います。
最後までお付き合いありがとうございました。