約1か月のご無沙汰です!
会員番号13番のToshiyuki Sakaiです。
さて、突然ながらここ最近ソフトバンクがリーグ優勝を決めるなど盛り上がってきた
野球の話題に関する質問です。
A:「守備範囲は広いが、エラーの数が多い」選手
B:「守備範囲は狭いが、エラーの数は少ない」選手
あなただったら、どちらがよいと思いますか?(ここでは守備以外の打撃、走塁などの能力は考慮せずに)
もしかしたら、エラーが少ないBの選手のほうがよいと感じるかもしれません。
しかし、こう質問したらどうでしょうか?
A:「エラーの数は多いが、守備範囲が広くて取ったアウトの数が多い」選手、
B:「エラーの数は少ないが、守備範囲が狭くて取ったアウトの数が少ない」選手
ご存知のように、野球はアウトを27個取る競技です。
アウトをたくさん取れる、アウトを取る能力が高い選手のほうがよいと見ることもできます。
前者は守備率や失策数(エラーの数)、
後者はRF(レンジファクター)という指標で表されます。
RFはアウト寄与率と言い換えられることもある、セイバーメトリクスに基づく指標です。
(それ何?って気になった方は検索などで調べてみてください)
守備率やエラーの数はグラウンドが土か人工芝かにも左右されますし、
また守備範囲が広く無理をして取りに行くか、リスクを避けてヒットにしてしまうかにも依ります。
極端な話、エラーをしないためには難しい打球には触りに行かない、
ヒットにしてしまえば守備率を下げることもありませんし、エラーが記録されることもありません。
ですが、ヒットにすることでチームが点を入れられるリスクは高まります。
そうなってしまえば、本末転倒です。
だからこそ、チームにとってどんな指標を重視するか、そしてその捉え方、
それがものすごく重要になると思います。
これは経営にも通じる話かもしれませんね。
ちなみに、自分は欲張りなので(たぶん・・・)、
エラーを恐れずにどんどん飛び込んでいくタイプだと思っていますし、
これからもそうありたいと思っています。
もちろん、守備範囲は広げつつも、エラーを少なくできるように、まだまだ勉強です。
もう少し深く立ち入ろうかと思っていたのですが、
長くなってきたので、今日はこの辺で。
またニーズがあれば、もう少し踏み込んで書いてみたいと思います。