こんにちは。11期生の清瀬和彦です。
皆さん、紙おむつと言えば何に使いますか?
そう、赤ちゃんが使うもの。
最近は大人向けの介護用おむつもありますが、
いずれにしても人間が着用するものという認識です。
でも、先日、意外な使い方を見てしまいました。
紙おむつの機能で重要なものは、吸水と防水です。
水分を内部の素材に蓄えつつ、外部にそれが漏れるのを防ぐ必要があります。
この機能を見事に利用していました。
見た瞬間、私は目が点になり、思わず足を止めてしまいました。
見た場所は東京の地下鉄の構内、通路の天井でした。
天井の一部に破損した箇所があり、雨漏れしていました。
なんと、その雨漏れ箇所に、紙おむつがガムテープで留められているではありませんか!
本当に衝撃でした。いろいろな意味で。
通常、雨漏れ箇所には、床面にバケツを置きます。
少なくとも私は、そういう固定観念を持っていました。
今回の紙おむつは、その常識を一瞬で覆してくれました。
天井に取り付けられた紙おむつのお陰で、床面にじゃまなバケツを置く必要もありません。
注意を促すカラーコーンだけは置かれていましたが。
ちなみに、紙おむつはパンパンに膨れ上がっていました。
重みで落下しないかが、少し心配。
それから、見栄えが少し悪い・・・。
多くの人がいる公共の場で、紙おむつが頭の上の方にある。
あまり良い風景ではないような気がします。
これを考えた人はすごいと思いますが、美的センスは???
とはいうものの、やはり、今回、本当に感心しました。
世の中、想像もしない方法で目的を達成することってたくさんあるんですね。
私たちもいろいろな目的のために手段を考えますが、
すぐ近くに意外ですがなるほどなと思える良案があるかもしれないですね。