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スーパーの左回りと右回り

2014-04-14 07:15:08 | 講師田村からのメッセージ

こんにちは。田村隆一郎です。

店舗診断などで、スーパーの売場レイアウトについて研究したことがある方がいるかもしれません。

よく言われるのが、スーパーの売場は左回り、あるいは右回りに作られているということ。

この左回り(右回り)というのは、売場の入口から出口まで、主通路が左回り(右回り)になるようにレイアウトされているということです。

そして、そのカテゴリーは、青果から始まります。
青果の次に日配品、鮮魚、精肉と続き、最後は総菜売場になります。
加工食品は、それらに囲まれた中央に配置されます。

さて、このレイアウトは左回りが正しいのか、右回りが正しいのか。どちらが正しいのでしょうか。

人によって、左回りが正しいという人もいれば、右回りが正しいという人もいます。

売場を見てみると、実際どちらも存在しています。

私がたまに行く店では、
イトーヨーカドー⇒左回り
イオン⇒左回り
西友⇒右回り
ダイエー⇒左回り
ライフ⇒右回り
となっています。
(各社の中でも、店舗によって違いがあります)

これらを見ても、実は正解はないのではないかと思います。

また、最近は家で食事を作らない家庭も増えており、青果、鮮魚、精肉といった生鮮品売場に行かずに、初めから惣菜を買う顧客も多くなっています。

そのため、ますます左回り、右回りのどちらが正解かという論争の意味合いが薄れている気がしています。

皆さんの近くのスーパーでは、どちら回りになっていますか?

コメント (2)
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