こんにちは。富岡です。
一昨日、アミューズメント産業のある店舗に伺い、店舗視察、
店長講話の拝聴などをさせていただきました。
その店がある地域は、東京近郊ですが人口減少、高齢化が進んで
いて、経済環境は決してよくありません。にもかかわらず、
その店は競合店の追随を許さず、増収増益を続けています。
その秘密は店長のリーダーシップにあると感じました。
といっても、店長はぐいぐい人を引っ張るというタイプでは
ありません。むしろ逆です。じっくり人の話を聴くタイプです。
月1回、改善改良会議を開き、スタッフの改善提案をじっくり
聴きます。そのやり方はいわゆるブレストで、言いたいことを
吐き出させるとおっしゃっていました。そして、その提案を
多面的に検討して一番良い方法を選択して実行していくという
ことでした。
私はこの業界に携わり始めてまだ日が浅いのですが、どうも
伝統的にタテ社会の傾向が強いなと感じていました。トップの
指示は絶対で皆が従い統制をとっていくシステムです。
話を伺った店長のやり方は、従来の業界の慣行に反していますが、
成果を確実に上げているのです。環境変化の激しいこの時代、
全員の英知を結集していくということは今後ますます重要と考えます。
私もこの業界の研修を担当していくので、一昨日のことは非常に
良い経験になりました。
富岡 淳