14期生 佐藤 充重です。
平成27年5月4日、ユネスコ世界遺産センターが
「明治日本の産業革命遺産 製鉄・鉄鋼,造船,石炭産業」
を世界産業遺産に推薦した、と内閣官房から発表がありました。
このことは私にとって2つの大きなインパクトがありました。
一つ目は、私は長崎県生まれの福岡県育ちであり、
父が長崎の炭鉱で働いていたこと、私自身も北九州市
の鉄鋼会社に入社し、今回推薦された世界遺産のまさに
その建物の中で仕事をしていたことです。
そういう意味でこの世界産業遺産への推薦は、私のこれまでの
人生と深くラップしており、私自身もこの世界産業遺産にわずか
でも参画できたということであれば、ちょっと誇らしげな気持ちに
なります。
二つ目は、私の会社の同僚が約8年前に50歳で早期退職し
、鉄鋼設備のエンジニアであったにもかかわらず旅行会社を
創業して、外国人を中心に北部九州の魅力を伝える仕事を
していることです。そして、北九州の行政と一体となって世界遺産
の魅力を国内外に伝える企画を次々に打ち出しているのです。
まさにこれから日本の魅力を海外に発信し、多くの外国の方を
日本へとお迎えするインバウンドの最先端を走っているのです。
そしてその業績は九州の地元のマスコミにも取り上げられ、
これからますます広がってゆくことを期待されています。
今後この件については、私も何らかのお手伝いが出来ればと
思っております。