みなさんこんにちは。14期生の小野田直人です。
IoTをご存じでしょうか?
Internet of Thingsの略ですね。
IoTを私なりに簡単に解釈しますと
「いろんな対象物にセンサーをつけて、それが常時インターネットに接続されることで、各対象物の状況がリアルタイムに把握できるようになり、いろいろと便利になる」です。(長い・・・)
ここで問題なのが、対象物をどうやってネットに繋げるかという点です。
Apple Watchやプロジェクト中止になったGoogle Glassは人間を対象としたIoT。牛にセンサーをつけたり、メロンにセンサーをつけるのは、家畜や農産物を対象としたIoTといえます。
Apple Watchは鳴り物入りで導入されましたが、使い勝手はどうでしょうか。
特に電源に関しては大きな課題で、毎日充電しなきゃいけないメガネとか腕時計は面倒でしかたないと思います。
PCもスマホも普及した理由のひとつは、ほぼ一日もつバッテリーライフが実現できたからですよね。
なので私は、電源周りがIoT普及の鍵を握ると考えています。
しかし 下記の記事を見て驚きました!
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日経新聞 5月25日より
大阪大学が半導体装置開発ベンチャーEサーモジェンテックと協同で、工場やビルの配管に巻きつけて排熱を効率よく電気に変える装置を開発。
(開けなかったらすみません)
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冷熱機の排熱で電気が取れると言うことは、電源を配線する必要が無いということ。
そうなると、IoTで必要なセンサー類に必要な電源はそこから賄えると言うことです。
タンクの温度や圧力などリアルタイムでわかると嬉しいことがいろいろありそうですから、とても良い技術だと思います。
温度差を利用して発電する技術は昔からあります。
ただ、効率が悪くて実用化されていなかったのと、電子デバイスの消費電力が大きくてそれだけの電力が得られなかったため製品化されていなかったのだと思います。
体温と外気温の温度差により発電する技術が進歩すれば、ウェアラブル端末も毎日充電しなくて良くなりそうですね。
半導体は、ムーアの法則の通り18か月で2倍に微細化が進行してきています。回路の微細化が進むと言うことはデジタル回路の場合、消費電流もその分下がるということです。
つまり、今は温度差を利用して発生させた電力では動作させられない電子デバイスが、今後は動作させられる可能性が高いと言うことですね。
①半導体の進化による電子部品の低消費電力化
②インターネットインフラの整備
③IoTを利用するビッグデータ処理インフラ
と来て、
④発電効率が向上してくれば、いよいよIoTが実現する可能性がでてきます。
10年以内には、IoTが当たり前にないそうだな~と何となくこの記事を見て思いました。
話が難しくなっていたら済みません。
それでは、この辺で。
30日のプレゼンは、簡単にわかりやすく説明したいと思います、よろしくお願いします。
お付き合い頂きありがとうございました。
是非何でも良いのでコメントお願いします。
小野田直人