16期生 蛭川です。こんにちは。
前回(4/22)の稼プロ!に参加できず大変残念な思いをしました。
皆勤賞も途絶えてしまいましたが、16期生と会えなかったこと、懇親会の
もんじゃが食べられなかったことが何よりも残念です。
5/27(土)、最後の講義は必ず参加したいと思います。
さて今日のお話は、タイトルにもありますように「若々しくいるために」
です。
皆さんは「糖化」という言葉をご存知ですか。最近テレビの情報番組でも
取り上げられているので、聞いたことがあるかもしれません。
糖化は、老化を促進する要因として注目されていますので、情報提供したい
と思います。
糖化とは、
食事などから摂取した余分な「糖質」が、体内の「たんぱく質」と結びついて、細胞を劣化させる現象です。
活性酸素による酸化が「体のサビ」と言われるのに対し、糖化は「体のコゲ」とも呼ばれています。
ホットケーキを作るときに、こんがり焼けて褐色になっていくのも糖化の一例。
ホットケーキに含まれる砂糖が、卵や牛乳などの「たんぱく質」と結びついて変性しているのです。
ホットケーキの場合は美味しそうですが、これが人間の体内で起きると、とんでもない現象を引き
起こしてしまうのです。
食事などから摂った余分な糖質が体内のたんぱく質と結びつくと、
AGE(Advanced Glycation End Products:糖化最終生成物)という物質が作られます。
このAGEが悪者です。
AGEによって、肌のシワやくすみ、シミができるだけでなく、多くの病気の原因となり、さらに
動脈硬化や白内障、アルツハイマーとの関連も指摘されています。
では、このAGEができないよう、糖化を防ぐにはどうすればよいのか。
ポイントは
・食後の血糖値を上げないこと
・糖質とタンパク質の合体を防ぐこと
この2つです。
① 食後の血糖値を上げないこと!
AGEができやすいのは食後1時間。食後30分から1時間で血糖値が上がるため、その時に糖化が
起こります。糖化を防ぐには、食後の血糖値が問題なのです。
①-1
野菜から食べる。最近ポピュラーになっていますが、血糖値を上げないためには大変重要です。
例えばランチに野菜から食べた場合、ランチ直後の血糖値上昇も防ぎますが、晩ご飯の血糖値
上昇防止にまで効果があるようです。なので、とにかく野菜から食べる、を徹底しましょう。
飲み会の時も、つまみ(野菜)や枝豆から食べて、ビールで乾杯しましょう。
①-2
炭水化物は、卵と一緒に食べる。炭水化物は単体では食べないこと!
いわゆるTKG、卵かけごはんはgoodです。また牛丼や海鮮丼など丼系もgoodということです。
(炭水化物自体を取らないようにする低糖質ダイエットを実行している方はあまり気にしなくてよいです。)
② 糖質とタンパク質の合体を防ぐ!
サニーレタス、ゴボウ、春菊を食べる。あとヨーグルトの上澄み「乳清」を食べる(飲む)。
花粉症予防や便秘改善のためにヨーグルトを食べている方も多いですが、意外にこの乳清を捨てている方も
いるのではないでしょうか。これはMOTTAINAIです。
その他
・朝ごはんは必ず食べる!
・早食いは止めて、よく噛む!(30回が目安)
・運動するなら、血糖値が上がりやすい食後1時間後!
・睡眠は6時間以上!
・納豆、海藻、オクラなどのネバネバ系は、お酢を混ぜて食べる!
それほど難しいことではないと思いますが、全てを実現するとなると結構大変でしょう。
まずは、できることから始めましょう。
私の課題は、乾杯のビールの前に野菜を食べることですね。
体が資本、この資本が診断士などの経営コンサルタントには最も大切なことの一つだと思います。
では引き続き良いGWをお過ごしください。(私は仕事ですが。。。)